| ・今年はまだ雪も降っていないし、水温も高い感じ。夜中に到着したので、ひと回りポイントを見たが、 魚は確認出来ない。 ・平日ということもあり朝ゆっくり出漁する。 ・出島と岸の間に、産卵床があり魚が見える。５０ｃｍクラス２匹、３０〜４０ｃｍクラス１５匹位見える。 ・インジケータ+グローバグピンクで始める。すぐに３０ｃｍクラスニジ２匹ヒット ｲｴﾛｰに換えもう１匹、ヘアーズイヤーニンフでもう１匹。だんだんアタリが無くなって来た。 ・フライをとっかえひっかえやっている中、グリーンの毛虫に換えて一投目、水面直下で、一番太いメスが 口をパクパクしたのが見えた。すかさず合わせを入れるとヒット。５７ｃｍあり、腹がイクラでパンパンだ。 ランディングして時計を見たら丁度１０:００だった。  始めの１匹 ５７ｃｍメス・一番大きいのが掛かったので、一服して、食料を口にし、周りを見渡してみた。 ・出島の左側にある少し深くなっているところに、６０ｃｍクラスが回遊してくるのが見えた。 ・早速、先ほどと同じフライで狙ってみる。さっきと全く同じく、落ち込みで沈んでゆく途中で、口をパクパク して食いついた。ヒット。 ・足元で掛かったが、一直線に沖目に走り出す。先ほどと違って凄いパワーだ。あっという間にバッキング ラインまで出て行ってしまう。久々の大物に緊張が走る。 ・幸いにも、バッキングラインまで全部持っていかれることも無く、徐々に岸に寄ってきた。 ・しかし、岸の近くには、温泉流れ込みの藻や、目の前の出島の石垣など障害物が多く、これまで これらの障害物で痛い目に会っている。 ・なるべく沖の深いところでネットに収めようと、ウエーディングしてゆく。藻の方には突進することが無く 石垣の方へ頭を向け、懸命に泳いでいる。もう少しで石垣に触れそうになったが、ここは何とかしのいだ。 ・さーてそろそろいいじかと、ネットを構えるが、ネットが目に入ると、必死の抵抗を見せる。 ・何度も繰り返し、相当弱ったので、空気を吸わそうと、竿をぐっと上げるが、何と！ 重くて口が持ち上がらない。 ・ティペットは０．８号なので、空気を吸わせることは出来そうにないと判断。泳ぎ回っている所に 頭からネットをかぶせる事でランディングする事に狙いを定める。 ・グーッと寄せてきて、ちょっと緩ませると魚は、一目散に沖を目指す。この沖を向いた時に進行方向に 網を入れる。一瞬の出来事だったが、特大のネットに収まった。 ・ヒットしてから約１時間が経過していた。７年ぶりの６０ｃｍオーバーだ。凄い体高で重い。 写真は、メモリアルトラウトにも入っています。  ・後で計測すると６２ｃｍあった。魚を休ませてからリリースすると、元気に泳いでいった。 ・この後周りを見て回るが、５０ｃｍオーバーが２、３匹回遊しているのが見えた。 ・雨が強くなってきたので、納竿した。
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