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・今日も、Ｍさんと同行する。今シーズン最後の釣行になる。５:００前に現着するが
放水口よりダムよりの岸釣り禁止区域に１台車が止まっており、湖面辺りでヘッドランプの光が
ちらちら見える。完全な密漁者である。
・６:００に発券、１番に並ぶが、釣り人は先週より更に少ない。
・３日、１０日とブラウンがヒットした牛舎跡方面へ歩き出す。水が増水していて、石垣が終わると
同時にウエーディングしながら進む。ライズが無いか確認しながらゆっくり移動する。
・Ｍさんは四郎沢流れ込みに突き出た砂州に入る。
・小沢が流れ込んでいるポイントに着いたが、水が増え、岸が殆ど水没している。
・冷え込みが厳しく、水面から靄が立ってくる。峠より吹き降ろす風は、そよ風程度だが、
大変冷たい。岸辺の笹の葉には、少し雪が残っている。
・ロッドは大き目のスプーンを使う可能性があるので、ﾗｲﾄｱｸｼｮﾝにする。#1500ﾘｰﾙ、
ファメルトラウト６ｌｂライン、ルアーは、ザリガニを結ぶ。
・広角に５〜６投し探るもアタリが無い。ここでスプーンに変えて探る。アタリなし。
・隣にルアーマンが２人入ってくる。１人に小物がヒットしたが、足元でバレ。
・それ以降、ありとあらゆるルアーを付けるが、全く当りがない。仕方ないので、ダムよりへ
へずってゆく。増水したので、木をまたいだり、木の下へもぐりこんだり、大変な思いをするが、
突端でも全くアタリなし。時折、小物がライズしているが、追いも無い。
大変寒く、ガイドはもちろん、リールのハンドルノブの回転部まで凍りつき、ﾘｰﾘﾝｸﾞしにくい。
・８:３０を過ぎ、オケラの３文字が頭をかすめる。四郎沢方面へ移動しようと、引き返している
最中に２人のルアーマンに立て続けにヒットしている。今朝の様に、急に冷え込んだ朝は、
日が差し始めると魚が動き出す場合がある。魚が回ってきたと思い、元のポイントで投げるが
アタリが無い。
・仕方なく、四郎沢方面へ戻りながら、腰上までウエーディングしながらキャスティングして
いると、ククッという小物のアタリでようやくヒット。ルアーは、Ｍさんに教えてもらった黒の５ｇ。
オケラでなくなった事でホットしながら写真を撮っていると、石垣方面からMさんが
ウエーディングしてきた。
・Mさんも全くアタリが無く、ダメなのでこちらに来たとの事。たった今釣れた話をして、
同じ辺りにルアーを落とすと、又アタリが！連続ヒットだ。先ほどより、ひと回り大きい。
少しスポーニングカラーが出ている。
・少し着水地点を変えてキャストすると又ヒット！今度は大物の手ごたえ。リールから勢い良く
ラインが出てゆく。なかなかのファイトで、５０オーバーの様だ。頭上に木の枝がオーバーハング
していて、取り込みに手こずるが、ようやくネットに納まった。５５ｃｍのスポーニングカラーの
出たレインボーだ。体高と厚みがかなりあり重い。リリース後更に２匹ヒットし、計６匹この
ポイントでヒットした。
・私の隣で投げているMさんは、アタリが無く、ルアーの違いが何かあるようだ。
同じようなルアーなのだが。結局この後粘って、１匹ニジマスがヒットしたとの事。
・帰り際に餌釣りの人とすれ違ったが、今日はダメだと言っていた。
・西風が吹き始め、例年より２週間遅れでようやく水温が下がって来た。
石垣のワンド内に１匹、四郎沢流れ込みに１匹魚が見える。水位も上がり、
今夜から時雨れるようなので、来週は、さらに条件が良くなるのではないか？（１１:３０納竿）
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