川俣湖のフライキャスティングの釣り記録

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記録# b109


日時 12/04/21
天気 晴れ後曇り
やや強い、ダム方面からの風、
水温 8度
水位 969.49m、満水まであと2〜3mか?
ベイトフィッシュ なし
その他 自宅から115km

・4月に入ったが、中禅寺湖は相変わらず解禁延期のまま、東古屋湖は食傷ぎみ。
 新しい釣り場を探そうかとネットで調べる。梅田湖と川俣湖が候補に挙がる。
・今年から両毛漁業が、東古屋をお手本にして、大型魚の放流や、通常解禁前のC&Rなど
 新しい事に取り組み始めた様子。大いに結構な事だと思うし、応援したい。
・そう言えば2年ほど前だったか、桐生市のつり忠のご主人に、東古屋の話をした事があって
 梅田湖と同じくらいの規模の湖なのだが、結構な釣り人が来るんですと説明したのを
 思い出した。ご主人は、両毛漁業にもそれくらいの事が出来るといいんですけどねなんて
 言っていた。
・そんな事もあり、様子を見に行く事にした。一部のブログに小物だが結構フライで釣れた
 記事が載っていたので、混んでいるかと思ったがそうでも無かった

梅田湖の様子
駐車場から少し上流方面に行った辺り

・水位の関係もあるかも知れないが、岸はバックスペースが全く無く、旧道のポイントも
 エサ釣りの人が沢山竿を出していたので、竿を出せるところがなく、今回は諦めた。

梅田湖の様子
 いまだにブッコミですね。東古屋や芦ノ湖は制限が入っているんですけど、
 ここは、昔のまま。

・という事で、梅田湖は諦めて、川俣湖に向かう。
・梅田湖から三境線という山道を通って、峠を越え草木湖付近に出る。但しこの道路、落石
 陥没などが多く、荒れていて2度と通りたくない。
・日光清滝の信号から、川俣湖まで、霧降道路経由でほぼ50km、約1時間10分で到着。
 自宅から大体2時間40分掛かる計算になる。
 川俣大橋のたもとには、釣り券購入を促す、でっかい看板が立っていて、密漁者が多い
 事が伺われる。

川俣湖船着き場の様子川俣湖 川俣大橋付近
 川俣大橋下の船着き場       右の写真は対岸の船置場?田子倉みたいな感じ

・湖は結構大きい、特に北側の湖面は結構な広さで、トローリングするにもいい雰囲気。

・更に橋の向こう側に行くと、ダムで水没した方々以外は、船の持ち込み禁止と書かれている。
 誰がどんな決まりに基づいて禁止としたのか?
・日本の殆どの湖が船の持ち込み禁止なのだが、持ち込み船を禁止して貸船でお金を稼ぐ
 のがみえみえ。
・湖よりもはるかに危険な海は、個人の船が出せるんだから、安全面が理由ではない。
 本当に不自由な国である。
・アメリカのダム湖は、あちこちに無料のボートランプ(モーターボートをトレーラーで下せる
 スロープ)があって、全く不自由しない。湖を私物化している日本とは大違いだ。
・手漕ぎの、風呂桶位しかないボートに3000円/日もお金を払う人間は、日本人しかいない。
 中禅寺なんて4000円、どうかしている。アメリカでは手漕ぎのボートは公園の池にしかない。
 普通、子供の遊び道具です。
・船舶免許もおかしい。4級だとか、限定とか、訳の分からないランクを無理やり作って
 免許を何万円も出して売っている。それで10馬力までしか乗れない。
・アメリカでは、淡水のボートに免許なんて設定が無い。Tさんと70馬力のボートを所有
 していたが、買う時に免許はいらないのか?と聞くと 何の免許?と言われた。
 船上の規則はきちんと決まっていて、ルールブックになっている。それを渡されておしまい。
・20年も前だが、アメリカでは自動車の免許が1500円位で日帰りで取れた。
 ボートの免許に数万円も掛かるって言っても信じてもらえないだろう。
 このお金、誰が搾取しているのか?少なくとも、ボート用のスロープの工事費用には
 使われていない。

・脱線してしまったが、まずは岸から投げられるポイントを探す。
・探すと言っても、車道が水面からかなり高くて、容易ではない。見つけられないまま、川俣温泉
 のとば口まで来てしまった。丁度釣り券を売っている食料品店が目に入ったので、購入しながら
 聞いてみる。曰く、昔の道が下に降りているので、それに沿って歩けばいいというアドバイス。
 殆ど役に立たないが、ワカサギはまだ浮いていないと重要な情報も得た。
 なお入漁料は1000円。安い。
・地図も無く、自分で探すしかない。初めての場所で、真昼間、ワカサギもまだ、更に岸から
 なのだからよほど良いポイントでないと、全くアタリなしという事になりかねない。

門森沢落ち口
  門森沢の落ち口、本流ともに水は澄んでいる。

・流れ込みは、澄んでいるので、出来るだけ流れ込みに近い所でいい場所は無いか探して
 いると、楡の木沢の流れ込み辺りに、少し竿が振れそうな気配がある。
・チェーン脱着所に駐車して、森の中を歩く。半分やぶこぎ状態。
・ようやく湖に到着、早速水温を測る。事前調査では7度位を予想していたが、8度だった。
 これならいけるかも知れない。但し湖水はかなり濁っている。
川俣湖の様子
 初めに竿を出したポイント。楡の木沢が本湖に注ぐ合流点。かなり濁ってます。

・タックルは、Winston ボロン2 ’13.3 #7/8 ラインはエアフロデルタシューティングヘッド
 クリアーファストインタミ改、フライはマイラーチューブストリーマー。12時開始
・足場も狭く、岸際には、水没した木の枝が出ていて投げにくい。めげずに広角に探る。
 棚も30カウントから、60、70、80と沈めてみる。小魚がつついたようなアタリが1回あった
 だけ。
・左の方に投げると、60カウントで水底の障害物に掛かるが、右の方は80でも掛からない。
・周りを見渡してみると、楡の木沢が丁度 右手方面で蛇行していた形跡が伺われる。
 チャネルは右の方向になる。
・アタリが無いのでマラブーパターンに換えるが、全くアタリなし。
・ちょっと休憩して、場所を移動する事にする。粘る価値があるのか無いのか分からないところに
 長居しても仕方が無いと判断する。
・50m位流れ込み方面に移動。岸に竿を出すスペースがあるので、試しに投げてみる。
・水深が浅いかも知れず、10カウント位で引いてくる。半分位手繰った所でアタリがありヒット。
・小物だが、オケラ覚悟での釣行だったので大切にタモで掬う。ニジだった。

川俣湖のレインボー川俣湖の様子
  30cm位だが、ヒレピンのニジ    楡の木沢流れ込み。釣れたのは、護岸が切れた辺り

・さてそうすると、対岸の近くに、木が被さっているポイントが見える。あそこにも居るかもと
 そちらへ投げると、直ぐにヒット。同サイズのニジ。
川俣湖のレインボー
  これは尾鰭が小さい。
・この後アタリが無く、再び移動する。少し歩いて、岬を回り込むと、本流側に絶好の
 ポイントがあった。
・傾斜が緩やかで、足元もそれほど深く無い。そんな状態の岸が50m程続いている。

川俣湖の様子川俣湖の様子
 遥か奥に川俣大橋が見える             こんな感じの緩い傾斜地

・しめしめこれで頂きとほくそえんで岬側から始める。3投目位にアタリがあった。カウント30
 しかしヒットせず。小物のようだ。その後はパッタリアタリが無く諦めていた頃に足元で小物が
 ヒット。ニジマス。
・少し移動して投げて、また移動、と繰り返していた時、足元のかけあがりを50cmオーバーの
 魚がゆっくり泳いでゆく。竿先で触れる位の至近距離だが、ウエーディングしている自分の
 足元を、何事も無いように悠々と通り過ぎた。鯉なのか、マスなのか?
・色は少し茶色かかっていた。ヒレは白くないので岩魚ではない。尾ヒレが少し短いので、
 鯉ではないのでは?放流された大型ニジマスかな。
・その後一回アタリがあったがヒットしない。
・対岸の山の頂き辺りがガスってきて、暗くなって来た
・日が陰ったので、寒くなって来た。その為か、アタリがパッタリ止まる。14:40分。少し休憩
・15:30から竿を出して、16:00まで何も無ければ、夕マズメ終了と見なして竿をしまう事にする。
・その15:30頃、自分から40m位離れた、ど真ん中で大型の魚がライズ、2回ゴボッガボッと
 やっている。先ほど泳いでいた奴か?そちらへ投げるが、風もあり、距離的にも届かない。
・16:00までやって全くアタリが無いので納竿

・小物だがニジが結構いるようだ。ワカサギが出ていればもっと期待できる。
・釣り人は少なく、トローリングの船を2槽ほど見かけたのみ。岸釣は誰もいない。
・今日竿を出したポイントが水没せず、ワカサギがちょろちょろすれば、ひょっとしてサクラも
 釣れるかもしれない。
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