丸沼のフライフィッシングの釣り記録

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記録# b163
日時 2014年9月21日
天気 晴れ
日中ダム方面からやや強い
水温 測定せず
水位 出島の下まで
朝 虫が飛んだ
その他
・朝4時に目が覚め、丸沼なら竿が出せるかなと、慌てて準備して出漁。
・現着は6時20分頃、車窓から湖面を見ると、既に温泉流れ込みには2名入っている様子。
・何だかんだで7時少し前に湖面に立つ。四朗沢流れ込みに2名、出島の左に1名、ボート場の
 チャネル左に2名。温泉流れ込みに居た2名は移動していたので、温泉流れ込みに入る。
・朝は雲も無く放射冷却で冷えて、湖面に靄が立っている。

・タックルはWinston Boron 2X '14 #8/9にRIO AFS Hoover 30gのヘッド、ポリリーダ、
 ティペットシーガーグランドMAX1.2号 フライはグレーオリーブマラブー#10で開始

・朝一から風が無く、湖面は静か。ライズも見えない。

2014年9月21日 丸沼のフライフィッシング
        温泉流れ込みから、四朗沢方面

2014年9月21日 丸沼のフライフィッシング
    朝の湖面は空気も澄んで、気持ちいい

・さて、釣りはというと、全くアタリなし。カウントを30〜60で探ってみるが、何も無し。
・こりゃ開始早々、オケラの気配がして来た。周りの人にも釣れた様子無し。

・左にフライの釣り人が入って来た。スリットのS字に届く場所に入った。
・出島の左に入っていた釣り人も移動した様で、空席となった。移動して見るかとタイミングを
 見計らう。見計らうと言っても、要するに他の人が空席となったポイントに向かってないかを
 確認するだけだが。

・移動する準備も兼ねて、一旦岸に上がって、フライ交換などしてみる。

・すると、温泉流れ込みの凹みのかなり岸よりの所で、ガボッっというライズ。
・もう少し粘ってみるかなと考え直す。


・日が差し込んで来て、透明度の高い湖水から水底が良く見える。
・あれっ。朝一から投げていた方向が、流れ込みの凹みとかなりずれている事が判った。
・まあ左に入ったフライの人に遠慮していたという事もあるので、それは問題無し。
・その内、スリットのS字の辺りで頻繁にライズが出て来た。
・さすがに自分の立ち位置からは狙えない。左の人の位置からは射程距離ギリギリくらいか。
・ここ以外にライズは見当たらず、手前に入って来るのを待つしかないか。
・朝日が差し込んで来て少しして、小さな虫が結構飛んでいる。 沖目のライズもこれに反応している
 のかも知れない。
・以前 2月の犀川に釣行した時も16時頃突然虫が飛び始め、その直後に釣れ、
 虫が居なくなると、川も静まり返った。僅かな時間であったが、魚が浮いて来るようだった。
・と! 岸の近くを50cmクラスが泳いできた、左から自分の前を横切って、右へ消えて行った。
・度々このように、回遊してくる魚を見る事がある。岸に近すぎ、フライが通せないような場合でも
 泳いでくる魚はヒットする確率が高い。脅かさぬようにじっと見送って、魚が口を使うまで
 狙うのが良い。
・回遊している魚は殆ど、エサを求めて泳いでくると考えている。タナと泳いで行った方向など
 を確認しておくと良い。
・口を使う瞬間は、、湖流が出来た時とか、風で波が出た時とか、の僅かな変化である事が多いので
 すぐにアタリが無くても、諦めてはいけない。
・アタリは相変わらず無いが、もう2匹、回遊というか追っかけっこしている魚が見える。
・魚が口を使う場所と言えば、ここではチャネルしかない。そこを狙って3投目位だったか、
 根掛かりのような感じでラインがグーッと重くなった。
・一応、ラインを手繰ってみる。すると重いまま手繰る事が出来る。何かが引っかかったまま
 動いている感じで、その内ラインが横に動き出した。
・魚だ! 更に手繰るが、もう目で見える位まで来てしまっていて、アワセがうまく出来ない。
・が、50cmクラスがヒット。岸の近くで、ガバガバやって、静寂の湖面にヘッドシェイクの音が響く。
・あまり引かないのだが、結構重くて、口が水面までなかなか上がって来ない。
・水面近くでヘッドシェイクされないように、ロッドを寝かせて対処。空気も吸わせたので、
 少し弱って来た。そろそろかなとタモを取り出し魚の口を見ると、口先にフライが見える。
・ホントに口先に僅か掛かっているだけ。うわっ!ばれるなよっと思ったら余計に早くタモで
 掬わないとと、強引に水面に引き上げた時、最後のファイトでガバガバっと、バレマシタ。
・うーん。食いが浅いとはいえ、オケラがちらついた時の最初の1匹目はどうしても強引になって
 しまう。釣りのテクニックもさることながら、メンタル面でもまだまだ修行が足りないか。
・相当がっかりするが、まだ2匹位は回遊していたので、諦めず、チャネルの中を探る。
・少しして、ググッというアタリがあって、水中にグネグネする魚が見える。と!、又もバレ。
・45cm位だったので、先程よりは小さい。
・この後、流石にあたらなくなる。
・いつの間にか虫も居なくなり、ダムからの風が出て来た。

・今日2匹バラシた訳であるが、前回の釣行でも最初の1匹をバラシ、更にその前の釣行も、
 大型をバラシている。
・そうするとやはり、この針はバレが多いという事になる。ゲイプが狭いので、大型の魚には向かないが、
 夏場の食い渋った時には、活躍するのだが。
・そう思って、いつもの#8のオリーブのフライに交換。
・キャストしてカウントダウンしていると、ランニングラインがスルスルッっと引かれるような音。
 フライロッドのガイドの中をラインが動くような音が聞こえたので、すぐさま高速で手繰るが空振り。
・波が結構立っていて、ラインが見えないので、カウントダウン中は完全に放置。ちょっとまずかったか。

・諦めて、場所を移動。スリットのS字を横から狙える場所に入るが、水位が高いので、ヘソ上まで
 ウエーディングしても、もう一つ届かない。
・自分のラインバスケットは20年以上前、アメリカ駐在時に買ったORVISのもので、プラスチックの
 箱状のバスケットである。底に穴が沢山開いているので、深くウエーディングすると当然水が入って
 来るので、バスケットの中はバケツのようになる。
・ランニングラインがシンキングなので、バスケットの中で沈んでしまい、キャスト時に水の抵抗で
 距離が出ないし、絡みやすくなってしまう。
・スチロールのように浮くタイプが良いとは思っているが、一方で場所を頻繁に移動する時は、
 バスケット式はラインをリールに格納せず移動できるので便利ではある。
・ギリギリ届かない感じで、アタリなし。
・もう一度、温泉の流れ込みに戻るが、アタリが無い。
・ライズが時々あるので、ウエットフライの出番なのだが、実は体に身に着けられるフライBOXが2個
 までなので、まあいいやっと家から持ってこなかった。

・昼近くなったので、納竿。今日はオケラ。
・今日のようなギリギリの釣りをすると、普段気にならない部分が問題点として浮かび上がって来る。
 1、ゲイプの狭いフックはやはり大型の顎にフッキング出来ない。
 2、フライBOXは4個身に着けられる様にする必要あり。
 3、カウントダウン中もランニングラインから指を離さない。
 次回からは対策して望む事にする。

・湖畔亭で唐揚げ定食を食べて、帰りに 「ほっこりの湯」 で温まって帰宅。
 

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