芦ノ湖のフライキャスティングの釣り記録

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記録# c067
日時 12/3/3
天気 曇り
元箱根方面から弱い
水温 測定せず。釣り宿のHPでは、5℃
水位 +2.24m
ベイトフィッシュ
その他 大変寒い。

・何と、東古屋湖の解禁が延期となってしまった。ピンチヒッターとして芦ノ湖へ遠征。
・Oさん、T.T.さんと3人で出漁する。
・自宅を2時少し過ぎに出発。高崎のTさんをピックアップして関越、圏央、中央道と乗り継ぎ
 相模湖東ICから一般道で、厚木市内へ。小田原厚木道路を通って、芦ノ湖へ。
・到着は5時40分頃。自宅から3時間半かかる。
・海賊船乗り場のところの無料駐車場に駐車する。すぐ近くに、漁協事務所があり、日釣り券
 1300円を自動販売機で購入。
・霧がかなり出ており、湖も足元しか見えない。そしてかなり寒い。駐車場の周囲には
 除雪で集められた雪がかなり残っていて、氷室に中にいるような寒さ。
 車から出るのが億劫になり、ゆっくり支度する。
・ポイントをどこにするか相談し、風向きから、三ツ石、トリカブト方面の岬に行ってみる事に。
・水位は、+2.24mとなっており、事前のネット上調査では、岸がかなり水没しているとの予想。
・それでも、シューティングスペイなら、僅かなバックスペースでキャストする事が出来るため、
 不安はない。
・駐車場から、15分程歩いただろうか、目的地の一つ、三ツ石へ到着。道路に車が駐車して
 あり、ルアーマンの先行者が1名。
・Tさんが様子を聞くと、朝一番は結構魚っ気があったが、今はそうでもないとの事。
 更に、もう少し湾の方へ寄った場所のほうが良いのでは?との事。
・我々全くポイントの知識は無いので、「ではそうしますか」と少し湾の方へ戻りながら、
 ウエーディング出来る所で竿を出す。
・水中から杭が出ていて、これより西側は5月31日までエサ釣り禁止と書かれていた。
・Tさんがこの杭の所、Oさん、私と並んでスタート。
・タックルは、3人とも、Winston boron2 '13.3 #7/8 にTさんはRIOのAFSのHoover、Oさんは
 ガイドラインDDCのHoover/INT、私は、RIOのAFSのHooverで始める。
・この寒さで、タナは深いのではないかと相談していたが、ウエーディングしてみて、遠浅に
 感じたので、Hooverを選択した。
・しかし、自分のポイントは、腰上までウエーディングしても、後ろの木の枝にラインが絡んで
 しまい、流石のシューティングスペイも正面に投げる事が出来ない。

  寒くて小休止。愛竿のWinston'13.3-#7/8  少し霧が晴れてきて対岸が見えるようになる

・それにしても大変な寒さだ。湾の方から、風に乗って霧が流れてくるが、がたがた震えてしまう。
 又、手があっという間にかじかんでしまい、ラインの操作が出来ない。従ってキャスティングも
 ミスキャストが多い。
・そうこうしている時、Tさんが「何かヒットしたよ」とラインを手繰っている。割合素直に寄って
 来たが近くに来て一気に沖にダッシュされ、1.2号がラインブレイク。タナは浅いとの事。
・一回もアタリが無く、打ちひしがれていたが、それを見た、私とOさんは、
 「おー、居るんですねー」と、初めての湖、初めてのポイントでのヒットは、なんとも心強い。
・それから、Oさんは、Tさんの奥即ち、湾の方面へ移動。直ぐにヒット。
・一回もアタリのない自分はかなり焦ってしまった。出漁前に、「この寒さでは、長くは竿が
 出せない。朝一番で釣らないと、オケラの可能性が高い。さっさと勝負をつけてしまおう」
 と作戦を立てていたが、全くアタリがないので、オケラの3文字が頭をかすめる。
・このポイントは、沖に根掛かりする岩か何かがあるようで、15カウント以上沈めると
 必ず何かに引っかかってしまう。かなりフライをロストする。ゆっくり引くことが出来ない。
・Oさんの更に奥の方へ移動してみようと、動き出した所、水没している枯れ木にウエーダー
 が引っかかる。焦っていたのと、寒さで面倒になり、強引に足を進めると急に冷たい水が
 侵入。破れてしまった。かなり意気消沈。増水の状態で十分にウエーディング出来ないという
 事が、更にオケラの可能性を高くした。
・破けた所を、右手で掴んで、それ以上深く入らないようにしながら、場所を移動。もう一歩が
 踏み出せないため、Dループが後ろの木に掛かってしまって、正面には投げられない。
・フライを、地味な色から、グレーオリーブへ換えて一投目、表層の沖目で当たりがありヒット
・小物だが、バラスとオケラになってしまうので、慎重に寄せてランディング。

        ようやく1匹           バックスペースがこれくらいしかない

・寒くて少し休憩する。手がかじかんで限界に近い。食べ物を口にして、手を温めていると
 少し気温が上がってきたようで、何とか我慢できるようになった。
・ポイントを休ませたのが良かったのか、その後の1投目で2匹目がヒット。
・この後、寒さに耐えきれず、10時頃一旦車に戻る。
・昼食、昼寝の後、元箱根方面に行ってみようと、車で移動。
・もう撤収かと思っていたが、Tさん、Oさんは元気である。
・道路から、成蹊のポイントを確認して、14時頃午後の部開始。箱根神社下から、遊歩道を歩く
・ほどなくして、湖面に降りられる所を発見。岩が水面から出ている所に入る。何とかウエーダー
 の穴の所まで水が来ないで、岩に乗ることが出来た。

  ここに入りました。一番手前の人は結構ヒットしていました。

・朝の状況から、タナは浅くても釣れると考え、ラインをデルタシューティングヘッド改スローへ
 変更。もっとゆっくりリトリーブ出来るようにする。
・TさんとOさんは、成蹊のワンドの手前に入る。
・自分のポイントから、成蹊方面の岸にDハンドのフライマンが3名並んでいて、手前の人は
 ポツリポツリとヒットしているのが見える。
・自分のポイントは、風が左から吹いているが、湖流が、足元から沖に流れているようで
 かなりラインが重い。これはいい流れで、期待が高まる。
・魚が居れば一発で釣れる予感があったが、そうはいかず、1匹目は30分程してからヒット。

  35cm位だが太っていて、引きはまあまあ
・どうも白系のフライが良いようだ。地味なものから交換してすぐにヒットする。朝も白系だ。
・ここでTさんから携帯にメールが入り、Oさんが1投で良型ヒットとの事
・更に14時50分頃、Tさんに59cmヒレピンレインボーがヒットとのメールが入る。

   Tさんの59cm 初めての芦ノ湖で、大したものだ

・そろそろ地合かなと思っていると、足元でいい当たりが来てヒットしたが、グネグネっていう
 感じでバレ。 ブラウンか?
・その後の2投目位で、同じ所でヒット。これもグネグネやった後、沖へ走ってジャンプ。
・バラさないように慎重にやり取りしてランディング。ヒレがいまいちだが、49cmブラウン。

  胴の太いブラウンでした。
・次の1投で連ちゃんでヒット。今度はニジマス。
・その後は、小物がいくつかヒットしたが、周りの釣り人が少なくなり、寒くなって来たため、
 17時納竿。
・成蹊方面に移動後、アタリは結構あったが、小物なのかヒットは半分位だった。
・悪条件下、初めての釣行にしては、まずますの結果となった。
・午後は天候が安定したためか、食い気があった。
・成蹊方面は魚影が濃い感じがした。朝一番の状況がどうだったのか気になる。

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