野反湖のフライフィッシングの釣り記録

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記録# c072


日時 12/07/15
天気 曇り、時々日差し
峠方面から微風
水温 18℃(午後)
水位 満水、岸の土の部分があまり露出していない
それほど飛んでいない
その他  

・梅雨が明けてしまうと、釣るのが厳しくなるので、梅雨明け前に一回行っておきましょうと
 Oさんが提案。2つ返事で賛成。という事で前夜に出発。
・増水で、向こう岸は入れない様子なので、道路に面した駐車場に止めて、ここから湖へ降りる
2012年7月の野反湖 駐車場から
  駐車場から湖 丁度良い波が出ていて期待十分


2012年7月の野反湖 駐車場
          先行者は1名

2012年7月の野反湖 遊歩道で湖に降りる
   湖への遊歩道。キスゲが咲いている

2012年7月の野反湖 キスゲが咲いています
 野反湖のキスゲを見るのは初めてかも?

・確かに水は多いが、この辺りは、バックがそこそこあって何とかキャスティング出来る。
2012年7月の野反湖 岸の様子
   湖へ到着。この後さざ波が出てくる。  

・我々年寄りは、キャスティングの飛距離より、フライが見えるか見えないかの方が問題。
・ロッドはG-Loomis FR1066-SR #6にフローティングライン、ティペット6xといつものタックル
・フライは蛍光ピンクのフローティングヤーンをウイングにしたパラシュートドライ#12。

・遊歩道から湖に降りた辺りは、岸がのっぺりして、ポイントらしい感じがしないので、
 ダム方面に歩きながら、探ってゆく。たまに小物がつつくだけ。
・やがて小さな沢の流れ込みのような凹みがあって少し水底が深くなっている場所があり
 ここで少し粘ってみる事にする。
・丁度良い微風が、峠方面から吹いていて、条件は良好。いつ来ても朝マズメは、雨か無風で
 これほどの条件は記憶にない。
・ライズは小物のものばかりだが、いつデカいのがアタックしてくるかは分からないので
 辛抱強く浮かべておくしかない。
・曇りの天気にさざ波という、フライが最も見にくいコンディションであるが、これが逆に釣れる
 条件でもある。
・遠くに投げてもフライが全く見えないので、見える範囲ぎりぎりにフライを漂わす。
・なんだかんだと、朝マズメは小魚のみで、9時を回ってしまった。少し風が弱くなって、
 フライを遠くに投げても、認識出来るようになって来た。
・沖目で、ヒシャッと小物のライズに合わせると、15cm程のニジマスがヒット。まだ背中は
 青くなっていないが、ヒレピンではある。
・その後更に風が弱くなって、沖までキャストしても見えるな、と思っていると、ガポンと
 フライにアタックしてきた。
・ゆっくり竿を立てて合わせると、ヒット。最初のヘッドシェイクでそれほど大きくない事が分かる。
・それでも、グングンと沖目にラインを引き出してゆく。手元のラインは全て引き出され、
 リールでのやり取り。ティペットが6Xなので無理は出来ない
・ようやく近くに寄ってきて、リーダーとの繋ぎ目が見えて来た。偏光グラスを掛けて、
 魚体を確認する。40cm位だが、背中はブルーではない。
・そろそろランディングネットをと思った時、凄いダッシュ。片手をスプールに当てるのが
 少し遅れただけだったが、アッという間にラインがバックラッシュしてスープルが回らなくなって
 しまった。
・ここでもう一回走られたら、切られてしまうと、リールからラインを引き出して、
 バックラッシュをほどいていると、再度のダッシュ。竿が水平になり、フッとテンションが無くなる
・なんてこった!。あれほどダッシュに備えて、ラインのクリーニング、スプールの回転などを
 チェックして来たのに。情けない。最初のダッシュを凌いだ後のラインブレイクなど
 何年もやった事が無い。
2012年7月の野反湖 フライリールがバックラッシュ
    バックラッシュしたリール

・Oさんに連絡して、状況を確認する。小魚のみとの事。
・その後、同じ場所で粘るが、風が止んでしまい、小休止。

2012年7月の野反湖 無風状態に
  風が止んでしまった。ドライで狙うOさん

・場所を移動したいが、ここからダム方面は、岸が水没していて、歩くのも大変そう。
・日中、時々太陽が顔を出すようになって、気温がグッと上昇。肌を刺すような凄い日差し。
 綺麗な青空、梅雨明けのようです。
・12時を過ぎ、何も起こらない。
・Oさんに、14時〜15時にヒットする事もあるので、としゃべっていると、風で右へ流れて
 見えなくなっていたフライに何かがアタックしたようで、ラインがグッと引かれた。
・竿を立てると、ヒット。ジャンプはしないし小物かなと思っていたが、やり取りの最中に、
 水没した木の枝に絡んでしまう。それでも魚が掛かっている感触は伝わって来ていて
 何とか回収しようと、深くウエーディングして近づく。
・胸辺りまで浸かったが、あと竿一本分の距離で諦める。魚はまだ掛かっていてグリグリやって
 いて、ブルーバックの背中が見える。30cm位はあったが、仕方なくラインを切る。
・バーブレスを使っているので、その後外れたようで、魚は見えなくなった。
・ここでOさんに、今日はツキもないみたいだねと言われて、その通りかも。
・少し場所をダム方向に移動する。結構大きな沢の流れ込みがあって、ワンドになっている。

2012年7月の野反湖 満水で岸が水没
        流れ込みのワンド
・少し投げてみるが、小魚のみなので、諦めて戻る。
・夕マズメになって来て、小魚のライズは増えて来たが、レギュラーサイズも釣れない。
・ここでOさんに20cmクラスがヒット。
・相変わらず、微風が峠から吹いていて、条件は良い。

2012年7月の野反湖 さざ波で良いコンディション
 これで、釣れれば言う事なしの景色

・ソフトハックルで引っ張ったり、マラブーを引っ張ったりしても小物だけ。

2012年7月の野反湖 やはりお前
ソフトハックルにハヤがヒット。かなり沖目でのヒット

・19:30頃、諦めて納竿。
・これだけの好条件の日で、この釣果では、ちょっとがっかり。
・問題点は、遠くに投げると見えなくなってしまう自分の目なのかも。何しろフライは、インジケータ
 に出来る位タップリと蛍光のウイングがついているのだから。

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