湯の湖のフライフィッシングの釣り記録

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記録# c073


日時 12/08/04
天気 晴れ、夕方曇り
朝峠方面から微風、午後滝方面から微風
水温 測定せず
水位 満水
夕方、小さな虫がかなり飛んでいた
その他 サマートラウトフェスタに参加
・久しぶりの、トラウトフェスタに参加という事で、準備万端、気合も十分で望む。
・Oさんと前夜の内に、滝上の駐車場に到着。3時30分まで仮眠を取る。
・暗いうちに準備して、Oさんは滝上、自分は三ツ岩へ向かう。

・是非とも入賞して、盾をもらいたいので、タックルは2本セットする。
・1本は、Wisnton Boron2x ’13.3 #7/8にエアフロデルタシューティングヘッドS9/D8
 スローインタミ改(26g)ランニングラインは、KencubeのEXラインフローティング。
・もう1本は、Wisnton Boron2x ’14 #8/9にシューティングスペイラインタイプ1相当28g
 ランニングラインは、KencubeのEXラインシンキング
 フライはそれぞれマラブーのパターンを結ぶ。
・さて久々の三ツ岩での釣りで、少々不安はある。昨年の大震災以降、三ツ岩、滝上での釣果が
 芳しくない。特に三ツ岩では、震災以降2回竿を出しているが、一回もアタリが無い状態。
・ポイントに立って、周囲を観察する。ワンド方面にライズ無し。以前はブルックが結構ライズしていて
 賑やかだったのだが。そして水が相変わらずというか、濁っている。
・風は峠方面から、微風で、コンディションは良い。夏の朝は無風という事もたびたびあって、
 今日の状態は、中の上くらいではある。
・始めに、スローインタミで、探りを入れる。広範囲にキャストするが、アタリなし。
・フライを、グレーオリーブから、こげ茶、ダークオリーブへと換えるがアタリなし。
・一通り探った所で、Tさんから無線が入って、兎島方面で竿を出しているとの事
・滝上に入ったOさんの状況も芳しくなく、アタリが1回あっただけ。
  エサ釣りの人しか釣れていない模様
・それではと、タイプ1のタックルで探る。カウントダウン15から40まで下げ、あちこちくまなく
 キャストする。全くアタリなし。
・このあたりで、嫌な予感がしてくる。震災前は、真夏であろうと早朝は必ずアタリがあった。
・Tさんから、何匹かヒットとの連絡が入る。小物との事だが、アタリがあるだけましである。
・そのうちに50cmオーバーをヒットとの連絡があった。その後もポツリポツリと釣れている。
・自分とOさんは全く魚の気配がしない。滝上には何人かの釣り人が居るが、ルアーの人に
 少しヒットしただけ、フライの人は誰も釣れていない様子。
・7時を過ぎて大量のボートが出て来たとの連絡があり、Tさんの前にも続々とボートが来ている
 様子。
・7時30頃になって風も治まって来てしまった。これではもう釣れる気がしない。Oさんと相談し
 移動する。

・Oさんはレストハウスと漁協事務所の間の、ヨシの生えている辺りに行ってみるそうなので
 自分は兎島の所から竿を出してみる事にする。
・レストハウスから、管理事務所までは、相当な数の船が出ている様で、
 岸から投げる所がないようだ。
・兎島の辺りまで来ると船の数もやや少ない。
・バックスペースが少なく正面に投げようとすると、竿先が後ろの木の枝に当たってしまう。
 少し左方向にしか投げられない。
・風が滝から少し出て来たので、目の前にかなり速い湖流が出来てきた。斜め右方向に投げられると
 いいのだが、そちらには船が沢山いる。
・仕方なく左の方向へ投げていると、本日初めてのアタリで小型ニジ。
・リリースした後で、さて打ち返そうとしたら、手繰ったランニングラインが水中に沈み、
 水没した木の枝に絡んでしまって、引っ張っても外れない。ウエーディングスタッフ代わりの
 スキーストックで突くとようやく取れた。
・ほっとしてさて投げ返そうかとすると今度は、ポリリーダーが水没した大木に絡んでしまい
 針を一旦切って、ポリリーダを引っ張って何とか外れた。
・この場所は、かなりストレスが溜まるので、少し右方向へ移動してみる。10m位移動した所に
 結構丁度良い岩が沈んでいる。これに乗って投げてみると、何とかバックの枝がぎりぎりかわせる。
・ここから管理事務所方面を見て驚いた。凄い数の船である。これ程狭い場所に固まっている
 のは見た事が無い。Oさんはどこにいるのか?
・深くウエーディングしている事もあって、船と船の隙間から、僅かに見える。これだけ居ると
 ラインをSキャストのようにしないと船がかわせないのではないか?

・さて、移動した岩の上だが、これは楽に投げられるなと、何投げかしていたら、2艘のボートが、
 自分の左右の沖目にそれぞれ係留してきた。真ん中にラインを通せばと思っていると、
 左側の船のおっさんが、エサ釣りのノベ竿を一振り。浮木が丁度正面にプカプカと漂っている。
・これにはあきれてしまった。しかし、エサ釣りのおっさん達は、大体似たかよったかの行動を
 取るので、湯の湖や東古屋、丸沼などでいちいち腹を立てていたら余計にストレスが
 溜まってしまう。
・Tさんも、船が出て来たと思ったら、爆雷のようなアンカーを、ドボンドボンと投げ入れられ、
 閉口したそうだ。
・投げられなくなってしまったので、仕方なく先程居たストレスの溜まるポイントへ戻る。

・砂浜に魚が放流されてから暫くたって、2匹目のアタリがあった。しかし小型ニジマス。
・この頃、Oさんに45cmクラスがヒットとの事。あれだけ船の居る所でどうやって釣ったのか?
・その後小物のブルックや、ニジがヒットするもエントリ出来る魚はなし。
・12:45分に撤収する。
・Oさんと、Tさんは、それぞれニジマス部門にエントリしたので、表彰式に参加。
湯の湖サマートラウトフェスタ表彰式の様子
  結果の集計を覗き込むTさん。 Oさんはこの時点でやや冷静

・Tさんが4位に入賞し、盾をもらった。いやいやこの雑踏の中で、岸からのフライで入賞するの
 だから大したものである。
湯の湖サマートラウトフェスタ表彰式の様子
                盾を受け取るTさん

・Oさんは今回は入賞できず残念。私と滝方面に入ったため撃沈。

湯の湖サマートラウトフェスタ表彰式の様子
                 恒例の記念写真

・今回のフェスタは、濁りが入っていた事もあって船の人も含めて相当渋い状況だった。
・50cmを越えると入賞圏内であるという事がそれを物語っている。
・レストハウス側しか釣れていないため、ここに船が集中。滝上方面は船も少なかった。
・もう少し全体が釣れるようにならないと、我々おかっぱりフライロッダーはかなり難しい。

・Oさんと湯元温泉 五識の湯に入って昼寝後、夕マズメをやったが、風が止んでしまい、
 ライズもアタリも少なく早々に撤収。
湯の湖サマートラウトフェスタ後の様子
 夕マズメ、風が止んでしまいライズ無し

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