湯の湖のフライフィッシングの釣り記録

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記録# c085
日時 2014年9月6日
天気 晴れ後曇り
日中滝方面から微風
水温 水温計破損により測定せず
水位 やや増水
朝夕ユスリカが少し飛んだ
その他
湯の湖HPに婚姻色の出たヒメマスが釣れだしたとの掲載があったので、ヒメマス狙いで出漁。
・ほぼ1年ぶりで、2014年としても初めての湯の湖となる。
・湯の湖に足が遠のいているのは、まず水質。次に藻の状態。この2つが不安要素となっている。
・水質については硫黄泉が流入しているので仕方ないが、丸沼と比較してしまうと、相当濁っている
 特に水温が高くなってくると、プランクトンが大量に発生するようで、一気に濁ってしまう。
 こうなるとフライは釣れなくなってしまう。
・お盆休み頃は観光客が増え、汚水も増えるのか、この頃がピークになる。
・9月になるとようやく濁りが取れてくる。
・一方、藻はどんどん成長するので、9月になったからと言って、少なくならない。
 藻は時々漁協で除去しているようだが、間に合わないのだろう。

・今回、ヒメマス狙いもあるので、レストハウス方面に入る事にして、4:30に起床。
・駐車場に結構な台数の車が止まっているので、混むのかなと思ったが、皆さん流れ込みの方へ
 行ったようで、レストハウス方面には殆ど見かけない。
・タックルはWinston Boron 2X '13 #7/8にRIOのAFSのHoover#6/7のヘッド
 ポリリーダ、ティペットシーガーグランドMAX1.2号 フライは赤マラブー#10で開始

・場所はヨシの角

・湖面の様子はいつもの通りで、風も無くまったりしているが、所々に大きなライズが見える。
・投げ始めるとピタット止まってしまった。その内足元でゴボンと茶色の魚が。ああ-鯉の類か。
・すると、朝一のライズも、鯉か!とガッカリ。 少しすると更にカワウがやって来た。
・5時過ぎから始めるが、数投げしてもアタリが無く、かなりヤバい雰囲気になって来た。

・あまりにアタリが無いので、場所を移動、船付き場の方へ少しずつ移動するが、藻が相当茂って
 いて、どこに投げても相当沖で針が藻に掛かる。
・これは駄目だと元の場所へ戻る。
・ここだけ藻が少ないのか、同じカウントダウンしても引っかからない。
・まだ水温が高いので、ある程度沈められないとヒットして来ないので、藻は致命的。
・釣り券を売りに来た漁協の人に話を聞くと、滝上には1人しかいないとの事。しかし藻が凄い様子

・小物のアタリすらなく、オケラ匂いが漂ってきたところで、突然ゴゴッとヒット
・おけらにならないように慎重にランディング

2014年9月6日 湯の湖でフライフィッシング
  背中が、グリーンで 胴が分厚い なかなかのレインボー 45cm 5時45分

・湯の湖にしては、なかなか美形のレインボーがヒットしたので、少しほっとする。

・この後、またアタリが途切れ、フックを赤からグレーオリーブへ換える。
・すると小物がヒット。そして暫く沈黙。

・キャストして15カウント沈めていると、ランニングラインが引っ張られた!
・急いで手繰って、重みが乗った所で竿を立てる。 と 、一気にダッシュ 、リールの逆転音が
 こだまする。 と書きたいところだが、すぐ近くに小学生の集団が、がやがややっていて
 自分にしか聞こえない。

2014年9月6日 湯の湖でフライフィッシング
 相当な引きだったので、60オーバーかと思ったが、こちらも分厚いレインボー53cm 6時45分

・小学生ががやがややっているが、気になるのはエサ釣りのボートだ。とにかく湯の湖のボートの
 人たちは、岸からやっている我々の目の前に平気でアンカーをドボンとやるので、閉口する。
・フェスタの時は大変な混雑なので、仕方なしと諦めているが、我々が釣れていると、
 集まってくるのだ。
・7時前になり、ボートが何艘かこちらに来るが、明らかに遠くを通り、気を使ってくれている。
 このポイントでは、ある場所にアンカーを下されると、大型が釣れなくなるのだが、
 そこを避けてもらったので、何とかなりそう。
・一番奥のどん詰まりに係留したボートの人がヒメを釣ったのを目撃。
・そしてこのポイントは、8時前後に食いが立つ。ボートが出た後の時刻なので、ボートがどこに
 係留されるかで、釣果が決まってしまう。これも湯の湖の不安定で予測不可能なファクターだ。

・その8時少し過ぎ、突然沖目でもの凄いアタリ。これだけの距離でビックリするような手ごたえで
 大型がヒット。グングンというヘッドシェイクのあと、グイグイ引いてラインを出さざるを得ない。
・手元のランニングラインを見ると、リールに絡んでいて、先程のようにダッシュされるとラインが
 出せずに、ブレイクしてしまう。もうあと少しでという所で一旦走りが止まったので、スプールを
 外して、絡みを解除。
・その後もグイグイとラインを引出して行ったが、不意にテンションが無くなる。バレた。
・フックの先を確認すると、アリャ、ポイントが曲がっている。これでは大型の顎に刺さらない。
・一番の地合に、一番の魚がヒットしたのに。まだまだ未熟者という事です。

・その後小物がヒットしたがアタリがパッタリとなくなる。
・広範囲に探っていると、やや左方向、沖合で、グッというアタリがあるがヒットしない。
・同じところに投げても2投目はもうアタリも無い。
・ひょっとしてヒメではないかと、場所を休ませ、フックの色を換えると、またグンっというアタリ。
 しかしヒットしない。
・もう一度休ませ、フックの色を変え、更にリトリーブにポーズを入れたりすると、ゴゴっつとようやく
 ヒット。ヒメかと期待したが、45cmクラスのレインボー
2014年9月6日 湯の湖でフライフィッシング
          ヒレがイマイチだったが、相当なファイト  9時

・10時頃になってようやく風が吹いてきて、水面を荒らして来た。ここでヒットしないと午前の部は
 終了だなと思っていると、案の定、相当沖目でヒット

2014年9月6日 湯の湖でフライフィッシング
   これもヒレが綺麗になって来た レインボー45cmクラス  10時50分

・すると、どこからともなく、1艘のボートが目の前にデンとアンカリング。キャストしたら
 ランニングラインが船にのってしまう位の近さ。あきれて、撤収。

・昼寝して、滝上へ様子を見に行って見る。
・兎島南側のワンドは半分位、藻に覆われてしまっている。
・滝上も一番滝に近いポジション以外、びっしり藻が水面まで来ていて、こりゃひどい。
2014年9月6日 湯の湖でフライフィッシング
 遊歩道の木道の上から撮影、右側もびっしり藻があります。

・レストハウス方面へ戻って、15時頃から午後の部開始、砂浜まで行って見るが、やはり藻が凄く
 あっと言う間に引っかかってしまう。何ヶ所かやって見るが、藻。
・午前中にやった場所以外レストハウス側は、藻で投げられない。
・仕方なく午前中の場所へ。

・この場所も午前中に結構釣れてしまうと、午後はサッパリという事が多く、場所を変えたいが・・
・予想通り、薄暗くなるまでやるが、小物2匹。

・岸釣りが満足に出来る場所が1箇所しかない。そこには1人しか入れない。今回は単独だったので
 まあまあの釣果だったが、いつものように3名で来ていたら、2名オケラだったかもしれない。
・ルアーフライの人で釣ったのを見たのは、事務所前に居た船の釣り人だけ。

・帰宅後、漁協のHPを見ると、釣れているとしか書いてない感じですね。色々な制約があって
 ルアー、フライは相当難しいです。
 

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