d001  釣行記録

場所

犀川

水温

測定せず

日時

10/02/25

水位

不明

天気

薄曇り

ベイトフィッシュ

浅瀬にめだかのような小魚確認

南風がかなり強い

その他

ここ3日間記録的な暖かさ

・10年度より、Wハンドロッドを使った本流でのフライを始める事とした。ターゲットは犀川、利根川、
 魚野川、大鳥ダムなどである。
・そうは言ってもこれまで湖一本であったので、全くの素人であり、タックルや流し方など、雑誌や
 ブログを読み漁って知識を詰め込んだ。
・子供時代は、桐生市の渡良瀬川、桐生川で、ウグイやオイカワを釣っていたし、アメリカに
 住んでいた時は、ジョージアやノースカロライナの川で大きな錘を使ったニンフフィッシングに
 興じていた。ライトなタックルで繊細なアタリをとる事は経験ありだが、このごついタックルでアタリが
 分かるのかと半信半疑。
・犀川もまずはポイントの下見という事で、20日21日と家族で松本に旅行した際、
 三川合流と木戸橋下で合計2時間ほど竿を出し、ポイントとタックルの確認をしておいた。
 年券が3500円と安いので購入してしまった。

  三川合流部 犀川橋上流より望む            木戸橋下流のポイント
・タックルは、Winston’14-#8/9にフローティングのリオAFSを繋ぎ、その先にリオバーサリーダータイプ6
 但し、AFSは約7.6m25gにカットしてある。長いラインより短めの方が日本の河川に向いていると
 雑誌に載っている。ただ余り軽すぎるとキャスト出来なくなってしまう。(実はOさん所有のKencube
 のパワーヘッド4ティップチェンジャブルに似せて作った)
・下見の時、木戸橋下流のポイントでは、フライが水底に届いていない(根掛かりがない)状態
 だったので、今回は、タイプ10相当のレベルラインを1m準備してきた。
・また、ドロッパーにウエイトをしっかり巻き込んだクロカワ虫パターンのフライを巻いてきた。
・下見時には、犀川橋上流部にいつも釣り人が入っていて、この辺が釣れていると推定。

   このポイントにいつも釣り人が居る
・自宅を8:30過ぎに出発、現着は10:45頃、丁度200kmある。写真の土手の上に車を止め、
 まず高瀬川との合流点の様子を見にゆく。
・丁度餌釣りの人が竿をたたんで歩いてきたので、状況を聞いてみると。「50cmのレインボーをキャッチ
 &リリースした、その辺に泳いでいるはず」との事。状況は良いようだ。しかし、餌釣り師が50の
 魚をリリースするというのは関東地方ではあまり聞いたことがない。普通はキープすると思う。
 この釣り師が凄いのか、或いは魚がまずいのか。
・高瀬川との合流点は、大岩があって、水深もあり、いかにも大物が付いているポイントだった。
・犀川本流から流し込んでゆくと根掛かりの嵐。一見すると、高瀬川の流れに押されてうまく
 流れるように見えるのだが、犀川の流れが大岩の下へ入っているらしく、びっくりする位 
 高瀬川寄りで根掛かりしている。粘るが、数回の根掛かりで、ドロッパー、リードフライをかなり
 ロスト。
・下流に移動し護岸の沈んでいる辺りに流し込むがアタリなし。タイプ10のレベルラインを使うがだめ
・南風が強風になってきて、投げるのが大変。竿の操作も疲れる。
・餌釣りの人も帰り、流れ込みと岩のあるポイントが空いたので移動。ポイントはいい感じだが、
 足元から深くて、強風もあって岩の辺りには流し込めそうにない。アタリなし。
・更に下流に移動、岩の下流部は、流れが遅くなり、砂が川底に溜まっていて、魚の付き場が
 無いと考え、下流に歩く。もうこの辺りでは、身の丈ほどの枯れ草が水辺まで生えており、
 バックキャストは出来ない。ロールキャストかシューティングスペイ(スカジットに近い)キャストとなる。
 木の枝にぶつかったり、草にからんだり、悪戦苦闘。ただこういった場所はフライマンが
 入りにくいので、釣れる事が多々ある。
・犀川橋の近くに来ると、川岸が小さな崖の様になっていて、足元に大きな岩が見えてきた。
 この辺りから、流し始めるが、アタリ無く、橋の橋脚に流し込めるポイントまで来た。
・川底に引っかかった、ビニール袋が見え、それほど水深が無いことが分かる。
・橋脚の向こう側を流して、アタリがなければ、納竿することにする。まずロールキャストで橋脚の手前を
 探る。アタリなし。
・ポジションを変えて、シューティングスペイで20mほどキャスト出来た。1回メンディングしてランニングラインを高く
 保持してやると、橋脚の向こう側に流れていった。少しずつラインを出して、ラインテンションを下げ、
 沈めてみる。いい感じに流れるもんだと感心していると、ブルブルッとアタリが伝わった。
・小物がヒット。25cm程のニジだ。小物だが、川の釣りでは初の獲物だ。時間は16:45分。

          犀川の初物                    橋脚の向こう側でヒット
・その後、もう一度高瀬川との合流点を流してみるが、アタリ無く納竿。
・今回のラインシステムが使える事が分かったが、流れが太く、深いポイントにどうやって沈めて
 流し込むかが今後の課題