2013年03月09日犀川安曇野エリアの釣り記録

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記録# d011


日時 2013年3月9日
天気 晴れ
微風
水温 12℃
水位 陸郷 0.70
ベイト 時々虫がハッチ
その他 殖産エリアが濁りで駄目

・先週泥濁りだった犀川C&R区間へ釣行するべく準備。
・前回、所有しているスカジットもどきラインでは、T14を2m付けるとキャスティングが出来ない。
 今回、思い切ってRIOのスカジットiFrightの550grを購入して準備。
・8日に、T。Tさんに道の駅に電話してもらい、濁りの様子を聞くと、水色になってますと。
 更に漁協にも電話してもらって、「犀川は融雪では濁らない。雨が降ると濁る」との事で、
 アメダスで降水を監視、問題無し。
 漁協のHPも濁りが取れましたと載っている事から、満を持して出発。雨も僅かに降っただけ。
・今回は久しぶりにOさんも戦列復帰。
・前橋ICから長野IC経由で、国道18号へ。途中千曲川の橋を渡った時に、千曲川は濁りが
 見えない。 信州新町に来る前に、犀川が濁っている事がわかる。
・なんでなんだ!?、あれだけ情報収集したのにと思いつつも脱力感を抱きながら、
 安曇野エリアへ。
・始めに木戸橋たもとに到着。先行者が4名居るが、その内3名はルアーなので長居はしないと、
 準備をしていると、案の定移動していった。
犀川 安曇野エリア 木戸橋
            木戸橋下の様子、水は問題なし

・3名で竿を出せるポイントは、ここくらいしか知らないので開始する。
・タックルはWinston Boron2 '14 #8/9に先述のRIOスカジットヘッド、T14を2m、
 タイプ3のシンキングリーダーを付ける。フライはオリジナルクロカワ虫#8
・初めてのラインでのキャスティングは快適で、重いヘッドも問題なくターンオーバー出来る。
 しかし、スカジットラインの先端がインターになっているので、どうもメンディングが出来ない。
 浮いている1m位の分しか直せない。
・これで良いのか?と思いながら釣り下る。
・先行のエサ釣りの釣り人が、一番のポイントに立ち込んでいて、その手前まで下って
 来てしまった。
・一旦追い越そうかなと思っていると、流し切って、リトリーブする所で小物がヒット。ボウズは回避
・エサ釣りの釣り人を追い越したが、開きは水深が浅く、直ぐに底に掛かってしまう。
・それでも小物のアタリが2回ほどあった。ここで午前の部は終了。
・エサ釣りの人に声を掛けられて小物1匹と答えると、エサでもアタリなしとの事。
犀川 安曇野エリア
         2年ぶりの本流釣りとなるOさん

 一覧表へ ・誰も釣れていないので、夕方の場所をどこにするか相談。
・もう一度殖産エリアへ戻って、濁りを見てみようと、一旦下流へ。
・生坂ダムあたりまでは、笹濁り位で、生坂ダムの放水口は問題ない水の色。
・平ダムの最上流部の沢が大変な泥濁りとなっていて、ここが濁りの原因の様だ。田んぼの泥を
 一気に流したようになっていて、昨夜の僅かな雨でもこれなら大量の泥が流れ込んだ可能性がある。
・それでも大八橋下にはエサ釣りの釣り人が3名いて、濁りの中、1匹釣れたそう。
・野平まで行ってみるが、川底の石に大量の泥が堆積し、ウエーディングすると泥を巻き上げ、
 凄い濁りとなる。これは、本当に昨夜の雨で出た泥なのか?先週の泥濁りがまだ取れていないのでは
 ないか?漁協と道の駅からの情報は、濁りが取れたとなっていたが、泥濁りが取れたという事
 だったようだ。
犀川 殖産エリア
   野田のラン。膝まで立ち込むとつま先が見えない。危ないので引返す

・再び安曇野エリアへ、とりあえず木戸橋へ戻る。先行者は誰もいないのでここで夕マズメを
 やる事にする。
・Oさんは3時半まで昼寝、Tさんと釣り下る。
・水温を測ってみると、びっくり! 先週6℃しかなかったが、12℃もある。一気に6℃上昇した。
・12℃もある割には、アタリが少ない。魚がいないのか?
・朝1匹掛けたので、夕マズメにもう1匹位は掛かるかなと、あまり期待せずに釣り下る。
・それにしてもこの新しいラインはメンディングが難しい。フライ先行で流れているのか、良く分からない
・朝の1匹も流し切って、当然フライ先行になったはずで、その時にヒットした。
・ひょっとして、ターンが大幅に遅いのではと、これまでよりターン動作を大きくして、ヘッドを相当
 引っ張ってみる事にした。
・更に手元に引っ張られたラインを徐々に出して、フライを縦に流す工夫をしてみた。
・2投げ程したところで、グーっとラインが重くなったので、ゴミでも掛かったかなと竿をグーッと
 煽ると、グンという魚の手ごたえ。
・ヘッドシェイクはやや小さいが、大そう重くて、底に張りついたきりで、それほど泳ぎ回るわけ
 でもなく、グングンという手ごたえだけ。
・大きいのは分かったが、ニゴイなのか?という疑問が頭に浮かぶ。
・下手に移動して、転んだり、浅瀬の根に入られたりしないように、そのままのポジションで
 じっと魚にプレッシャーをかけて疲れるのを待つ。結構な時間が経過して、Tさんが近づいて来た。
・丁度スカジットヘッドのリアテーパの黄色の部分が水面から出ている位の距離でのやり取り
 となる。犀川での初めての大型なので、慎重にとにかく魚がニゴイなのか何なのかを
 確認するまで、辛抱する。

犀川 安曇野エリア
  Tさん撮影。スカジットヘッドのリヤテーパーが水面から出ている

・ようやく魚が浮いて来たので、Tさんにタモで掬ってもらう。岩魚だ!大きい。

犀川 安曇野エリア 大岩魚
  Tさんにメジャーで計測してもらうと51cmあった。

・顔周りには、ルアーのフックで付いたと思われる傷がいくつかあり、老兵を思わせる岩魚で、
 長生きしてくれと丁寧にリリースした。

犀川 安曇野エリア 大岩魚
         体力の回復を待ってリリース。

・やはりフライがターンするのが遅かったようで、その修正が良かったのかも知れない。
・川での50オーバーの岩魚は勿論初めてだし、釣れるなら大鳥ダム位しか無いかなと思っていたので、
 Tさん、Oさんともビックリ。銀山湖や田子倉湖で大岩魚は見慣れている二人も、川でこんな岩魚は
 見た事ない。と
・殆どアタリなく、やっぱり安曇野エリアは魚がいないと思っていた所での1匹で、
 一同「魚は居る。釣り方が悪かったんだろうね」と
・今回も、湯多里山の神で温泉に入って帰宅

・さて、殖産エリアの濁りはいつ取れるのか?