・今回は、先週湖畔で話をした、フライマンが教えてくれた、「狙う魚と、棚を絞ってやらない
とだめ」という言葉を受け、それをやってみるべく出漁。Oさんも、Wハンドロッドを購入したので
一緒に出かける。
・作戦は、@朝、及びライズがある時、又風による波などで、表層でのヒットが期待できる場合は
Hooverで表層を狙う。
A、それ以外の魚っ気があまりない時は、底べたで狙う。但しフライの根掛かりを考慮し、
石のごろごろした場所は避け、小石とごろた石の境目辺りを狙う。
・以上の作戦を立て、場所は、八丁と小寺ヶ崎の間のワンドを目指して歩く。
・6:30頃現着し、運よく、ワンドの小寺側に1人フライマンがいるだけ。狙った八丁の付け根辺り
とワンド中央が空いているのでここに入る。
・かなり沖目にノロの浮遊物が浮いていて、ライズが頻繁にある。それほど大型のものでは
ないが、先週に比べれば、魚っ気が感じられる。
・射程内にもライズがあるが、小さく、恐らくウグイの物と思われる。
・天気もどんよりして、条件が良さそうなので、予定通りHooverで開始。グレーマラブー#10を繋ぐ。
・ぽつぽつ小さなライズはあるが、アタリは無く時間が過ぎてゆく。
・フライをウエット系フライに換えてみるがアタリ無。黒マラブ-にするがアタリ無。
・足元には、ワカサギの群れが泳ぎ、小型の水生昆虫、たまにモンカゲロウがハッチしている。
・表層を狙ったが、アタリが無い事で、底べたの作戦に変更する。
・ラインをタイプ1に、フライをBSマラブー焦げ茶へ、リーダーをフローティングのリーダーへ換え、
全長1.2mにする。
・これで底べたへ沈めて引いてみる。何投か投げたが、アタリが無く、又、底べたで引っ張っている
ような、ラインの重みが感じられない。
・そこで、タイプ1ラインの先に、タイプ3のラインを2m繋げてみた。今度は先ほどより、ラインの重みが
感じられ、ライン全体が、底べたになったようだ。
・ここで東よりの風が出てきて、虫がしきりに飛んでくる。眼鏡に止まったりする。すると射程内
でライズ。ウグイでは無さそう。
・と、隣に入ってフライを振っていた人にアタリがあったようで、ヒットしなかったのを悔しがっている
様子。隣の人は、表層を狙っている。
・こりゃまずいと、すぐにラインを交換、表層狙いのHooverに戻す。これで少し粘るが、アタリ無し。
・フライを少し小さいシルエットの物に交換。それでもアタリ無。風があり良い感じなのだが。
・更に小さなフライに交換。ハッチしている小さめの虫と同じくらいの#12の物を選ぶ。
・ここで、初めてグンというアタリがあった。がヒットしない。距離は25m程の沖。フライに体当たりした
ようなアタリだった。
・この後更に粘るが、アタリ無く、風が少し弱くなって来た。八丁の半島の方に少し移動してみるが
アタリ無。
・風が弱くなり、ライズも無くなって来た。時間も11時を回り、そろそろ引き上げますかと、Oさんに
提案する。もう少しやりたいとの返事。
・それならと、もう一度底べたのシステムにラインを交換。オリーブのガーグラー#6を付ける。これで
2投目にコツンという手応え。何かつついたかなと思い、フックサイズを#10へ落とし、目立つ
黄色の ガーグラーへ変更する。
・これで1投投げては、3m移動を繰り返す事、4投目、Oさんのシューティングスペイキャストのアドバイスを
している時にゴゴンとアタリが!。ヒット。棚からしてレイクと思いOさんにレイクが来たと告げる。
・Oさん「今日は釣れる予感がしたので、ビデオカメラを持って来てる。」と、デイパックからカメラを
取り出し撮影開始。
・中禅寺では、十年ぶりの魚で、フックがバーブレスだったため、バレルなよと祈りながらランディング。
・結構な引きをするので、50を越えているかと思ったが、45cm位のレイクだった。
・もう一匹いるかなと、同じタックルで探るが、アタリ無く、ここで納竿。
・周囲の人も全く釣れておらず、もともとオケラ覚悟の釣行だったが、ラッキーな1匹だった。
・帰りましょうの提案に、「もう少しやりたい」とOさんが粘り、おかげでヒット。
又、釣れること自体が、結構まれ、ましてやOさんは初めての中禅寺湖なのに、
「釣れる気がした」そうだ。それをビデオに収めるとは、Oさんの感は凄い!?
Oさん中禅寺湖 初釣行 Wハンドを振る
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