銀山湖のフライフィッシング、トローリングの釣り記録

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記録# a114
日時 2014年4月29日
天気 晴れ時々曇り
微風
水温 6℃
水位 濁りはそれほどひどくはない
ベイトフィッシュ ワカサギがちらほら出て来た
その他

・2014年の銀山湖釣行。TさんとOさんと3名で。
・今年は銀山湖への釣行の話が出ないまま5月連休を迎えようとしていた。話が出ない理由は
 ただ一つ。
 毎年毎年、この時期は天候不順で、とんでもなく寒い。2013年も凍える程で、更にワカサギが
 沈んでしまい いいところなしで終わった。
・付け加えると、銀山湖で良い釣果を得るには、最低2日必要なのである。我々県外者で、
 船宿に宿泊しない釣り人は、銀山湖の情報を得る事が難しい。勿論、釣り宿のWebは
 目を皿のようにして見ているが、 ポイントなど肝心な事は載っていない事が多い。
 このため、実際に湖面に立って、色々な情報を収集して、どうするかをその都度考える
 必要が出てくる。
・自分たちの釣り方は、トローリング、ルアーキャスティング、ムーチング、フライキャスティングと、
 4通りである。
 この4つの中から最適な釣法を選ぶ事が出来る。自由度がある分、どれが適しているかを
 考える必要が出てくる。 
・あっちがダメならこっち と言う風にやっているうち、気が付けばオケラなんて事も度々である。
・そんな銀山湖だが、4月中旬に いつも貸船を借りている六方のWebをみると、
 「2014年は4月上旬に氷が溶けた」と書いてあった。自分はこれに電気が走ったように反応した。
・ここ最近、氷が解けるのは解禁直前が多く、ゴールデンウイーク前半に釣行しても、
 雪の塊があちこちに浮かんでいたり、ワカサギは全く産卵行動に入っていないという事が多い。
・4月初めに氷が溶けたとすると、水温が上がって、ワカサギが出て来ているかも知れない。
・過去の釣り記録を見ても、4月下旬の釣行で、ワカサギが浮いていたのは、3〜4年に1回だった。
・中禅寺湖釣行の帰り道に、Tさんに氷が溶けていた話をすると、私と同様、即座に反応し、
 直後に六方へ電話を入れていた。「解禁からワカサギ、出てるって!!」  
 正に「ワカサギ」の4文字にいい年をした 大人3人が入れ掛かり状態となった。
・そんな訳で、今回は2泊3日の釣行、ワカサギが出てるなら、長年の夢である、「フライで
 サクラマスを釣る」の絶好のチャンスである。
・昨年、この難題に2日間チャレンジしたが、1回だけサクラマスのアタリがあっただけで、
 岩魚もバラシ、完全オケラになった。
・今年こそはと、心はもう遠足に行く子供の心境である。
・もう一刻も早く、ワカサギの姿を確認したいのだが、シルバーラインは例年通り、夜間通行止め。
 ゲートの前に並んで待つ。


2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
   折立のゲート前で。  出漁の準備をする Tさん

・さあ来ました。ビックリしたのは天気。4月下旬はいつも天候が悪く、雨、雪、吹雪が普通。
 見て下さいこの景色。 
・例年より雪が少なく、岸の赤土が露出しています。

2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
                   ホント 素晴らしい自然 

・ここへ来る前の打ち合わせでは、「船を出したら、まずワカサギを探す」という事になっていた。
・ワカサギを探すという事は、ムーチングのエサを確保すると同時に、ワカサギを追っている
 サクラマスの居る場所を探す事になる。

・船を出すと、あれほど まずワカサギと申し合わせていたのに、「仕入れの突端で上陸したい」と自分。
 「了解」 とTさん。 

2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
           仕入沢突端でフライを振るOさん

・タックルは、Winston Boron2 14 #8/9のWハンドロッドに、ラインは、アトランティックサーモンの
 インター。ワカサギが浮いているという情報でタナは浅いとの読みから。
 これにポリリーダ、ティペットはシーガーグランドMAX1.5号、フライはワカサギストリーマ#8
・仕入沢方面からの湖流があったが、全くアタリなし。
・Tさんは、仕入沢対岸の、通称岩魚街道付近で、フライキャスティング。ワカサギが少し泳いでいる
 そうだがアタリなし。
 

・朝一のフライキャスティングが空振りに終わり、本格的にワカサギを探す。

2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
     北の又出会いから荒沢岳を望む。 

・本流方面、通称対岸の赤土斜面を見るが、ワカサギが居ない。白板岩から、南沢放水口、
 その上流方面とワカサギを探すが、殆ど見つからない。
・中ノ又の出会いで、フラフラしているワカサギを網でキャッチ。
・ワカサギが居たので、フライで狙ってみる
2014年4月29日 銀山湖 中の又出会いで フライフィッシング
          中の又の出会いの突端から


2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
              銀山湖のワカサギ

・フライキャスティングも、ワカサギの群れが小さいため、断念。ムーチングの選択をする。
・中の又方面の沢でムーチング。 14mの深さに大型魚のアイコンが出る。 このアイコンが出る時は
 50cmオーバーの可能性が高い。。
2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
       銀山では滅多に大型魚アイコンは出ない。

・何か大きな魚がうろうろしているのは確かなようで、エサのワカサギが逃げている様だ。
 しかしアタリなし。どうやら鯉のようだ。
・そうこうするうち、目の前の崖から、雪崩が連発! この下に居たら転覆間違いなし。
 くれぐれも船を係留する時は、注意して下さい。

2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
   始めに「ドドドッ」っと音がしてから落ちてくるのでカメラを向ける事が出来ました。

 
・夕方になって来たので中の又と北の又の出会いの突端へ移動し、フライキャスティングを試みる。
・一級ポイントではあるが、全くアタリなし。

2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
  中の又の突端からフライフィッシングで狙うOさん

・トローリングしていたTさんも全くアタリなしとの事
・17時半頃納竿

2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
               初日の釣行を終えて、六方に帰る

・初日は全くの型見ずで終わったが、ワカサギは中の又方面に多い事が判った。
・また、それほど大量に浮いている訳では無く、フライキャスティングが難しい事も判った。

 これらの情報を2日目に活かすのである

・待ちに待った、夜の部開宴である。今宵はチゲ鍋で舌鼓。


2014年4月29日 銀山湖で岩魚、サクラマスを狙う
                 TさんとOさん


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