中禅寺湖のフライフィッシングの釣り記録

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記録# b157












日時 2014年05月31日
天気 晴れ(快晴)
北よりの風弱い
水温 13℃(午後)
水位 1272.9m
ベイトフィッシュ わかざぎの群れが回遊
その他


・回数券が消費出来そうにないので、本当は丸沼に行きたかったが、TさんOさんと中禅寺湖に。
 最近の情報をWebで探すが、とにかく朝一番にレイクをヒットさせないとオケラになる可能性が
 高いようだ。
・本来、もうホンマス、ヒメマスのベストシーズンなのに、殆ど釣れたという話を聞かない。
・先週の西側解禁でも自分たちには全く回遊魚は釣れなかったし、それらしきライズも全く
 見られなかった。

・数年前の田子倉湖のサクラマスの状況を思い出す。
 一時は雑誌などにも取り上げられ、稚魚放流が行われていた。たしか10万匹という話だった。
 その後は確かに良く釣れ、我々も楽しませてもらった。
・食べると大変に美味しいという事もあって、自分も毎回キープしていた。他の釣りグループが
 数十匹単位でキープしているのを目撃し、このままだと魚が居なくなる事を危惧し、
 それ以来、少なくとも自分は剥製にする対象以外は、基本的にリリースする事にした。
・田子倉湖のサクラマスは流入する自然河川即ち、白戸川、只見川、その他支流での、産卵は殆ど
 出来ない為、釣り人の持ち帰り、寿命による自然減などで、放流しなければ確実にいなくなる。
・その時の状況、
 稚魚放流でうまくサイクルが回っている時は、20cm位の小型が結構釣れてくる。
 やがて小物が釣れなくなって、釣れる数が激減、そして最後に殆ど釣れなくなり、釣れると大型
 という状況になった。
 最後の大型は、サクラマスの個体数に対して、エサとなるワカサギの量が多くなり、十分にエサを
 摂れるようになるからではないかと考えている。
・そして殆どサクラマスが釣れなくなった。
・一方岩魚は、自然河川での自然繁殖が可能なため、一定量を保っていた。サクラマスがいなくなる事で
 エサが容易に確保できるようになって、巨大化したりした。
・トローリングしていても昔は殆どサクラマスしか釣れなかったが、岩魚しか釣れないという事
 もあった。

・何か今年の中禅寺湖は、あの頃の田子倉湖と良く似ている感じがする。もちろん原発事故以来、
 魚の持ち出しが禁止されているので、釣り人の搾取で減少したという事は無いが、ホンマスの
 寿命を考えれば、放流をしなくなると徐々に釣れなくなるのは当たり前の事である。
・これで今年、船のトローリングのみで大型のホンマスが釣れたりすると、正にあの頃の田子倉湖と
 酷似してくる。レイクが自然繁殖してレイクしか釣れないのも、良く似ている。
・「このタナでは昔は殆どホンマスしか掛からなかったのに、最近レイクが良く釣れる」なんて事が
 起きていないでしょうか?

・さて、今回の目的地は、勇助和田か八丁付近であるが、前日の天気予報では、西寄りの風が
 吹く様子。西寄りなら八丁付近でも釣りになると、3時少し前にスカPを出発。
・3時40分頃、八丁の付け根に到着。ここから半島の方に少し入った所にOさん、更に奥にTさん
 その奥に自分と入って準備する。
・先週の西側解禁では、明るくなって少し経ってから一気に地合となったため、Tさんも自分も明るくなる
 前に、竿を出したいと思っていた。
・タックルは、Winston Boron2X ’14-#8/9 にアトランティックサーモンSH30g インター
 ティペット1.5号 フライはグレオリーブのマラブー
・既にTさんの竿を振る音が聞こえる。ふと横を見ると同じような格好をした釣り人がTさんと自分の
 間に入っているいつの間に?

・カウント30で探るがアタリなし。湖流を探すが、どうやら阿世潟方面やや右手辺りが一番重い。
・そちらを重点的にやるが、アタリなし。


   朝マズメの湖面に向かってシュート Tさんに撮ってもらいました。

・その内に隣に入った人にレイクらしき魚がヒット。
・少ししてカウント45で根掛かりのようなゴゴッという感触があり、根掛かりかなっとグッと手繰って
 外れたと思ったら直後にまたゴゴットっと来てヒット。
・とにかく、朝一でチャンスを逃すと、オケラの可能性が高いので、慎重にランディング。
・45cm位の痩せたレイク

2014年5月31日 中禅寺湖でのフライフィッシング
           5時45分 今年のレイク初物

・その後は同じ場所や少しあちこち投げてみるが、風もほとんどなく、もうアタリなし。
・Tさんはアタリが一回あったがヒットせず。


2014年5月31日 中禅寺湖でのフライフィッシング
   朝6時のワンド方面の様子。 殆ど風が無く、ライズも殆どなし

・たまにライズが岸近くにはあるもののの、アタリは全く無く、時間が過ぎる。
・8時過ぎにTさんがやって来て、「確率50%で今日はオケラだね。後は夕マズメに掛けるしかない」って
・ホンマスや、ヒメが釣れるなら、まだまだこれからって言えるのだが、先週の西側解禁も回遊魚は
 全く見えず、風もなく釣れない感じ。


・9時頃風が出ていい雰囲気の波になって来た。しかし全くアタリなし。
・Oさんのポイントでは、ワカサギの群れを追いまわしているレイクがいるそうで、これがヒット
 するが痛恨のバラシ。

2014年5月31日 中禅寺湖でのフライフィッシング

    今までなら、ホンマスヒットってなるところだが、全くだめ

 
・12時を回り、昼寝をしたりして様子を見る。
・Oさんは気合十分でキャスティングするがアタリなし。

2014年5月31日 中禅寺湖でのフライフィッシング
   
一覧表へ ・Oさんの所で話し込んでいると、ワンドの真ん中で釣っていた人に何かがヒットしているのが
 目に入る。おおッ 釣れるんだと、自分の場所へ戻って竿を振るが全くアタリなし。

2014年5月31日 中禅寺湖でのフライフィッシング
                 ワンドの様子

・夕方になって来た。そろそろかと思うが、風が止んでしまい非常に難しくなる。

2014年5月31日 中禅寺湖でのフライフィッシング

・そんな中、16時にTさんが40cmレイクヒットとのメールが入ってくる。タナが浅いとの事
・思い切って、インターからRIOのAFS Hooverへラインチェンジ。
・17時頃、岸近くを悠々とライズを繰り返すレイクが回遊してくる。一応ライズの近くにフライを
 落とすが、アタリなし。
・18時頃になり風が出て来た、水面が少し波立つ。もうこれがラストチャンスだなと、
・風による湖流で引き重りする方向に投げていると、ググッという感触。
・岸に近い所なので根掛かりかと、グッと引くと軽くなる。その直後にグネグネっという感触で
 何かがヒット

2014年5月31日 中禅寺湖でのフライフィッシング
     予定通りの夕マズメの1匹 18時 48cm

・腹がかなり黄色のコンディションの良いレイクだった。先ほどライズしていた魚だと思う
・この後無風状態になり、虫が相当飛ぶが、ライズが殆どなし。
・19時少し前に、50m程沖目で、ライズを繰り返す数匹の群れを目撃。ホンマスかヒメマスか?
・一向に近づいてこないまま。納竿

・一日同じポイントで頑張ったが、回遊魚は釣れなかったし、ライズも殆どなし。
 風と湖流で、よい状態になったが全くアタリもない。
・やはり回遊魚は居ないと考えるのが、妥当だと思った。水温も一気に上がってしまい。
 今年はホンマスの型見ずに終わる。
・このような状況では、もう釣りに来る気にはなれず、今年初めて購入した回数券が使いきれない。

・原発事故直後にキャッチ&リリースの中での値上げ、回数券が使えない西側解禁3240円、
 そしてホンマス、ヒメマスが釣れないのは水温が低いためと説明。
 中禅寺湖漁協さん なんか変ですよね?

・20時30分最終受付の日帰り温泉施設「日光やしおの湯」で汗を流して帰宅。