・今日は、サマートラウトフェスタという事で、既に魚が放流されているとの情報だったので、
朝から釣れるのではないかと予想した。朝5:00に到着。
・流れ出しに放流魚が沢山いるのではと、ライズを探すが、全くない。金精方面からそよ風が
吹いて とても良い状況だったと思う。
・既に藻の影響を受けにくい、流れ出しから離れたポイントには、3名ほど先行者が居たので
仕方なく、滝口のすぐ上に入ってみる。
・今回は、AFSの7/8のHooverを調達し、その練習も兼ねているので、Wハンドロッド
’14#8/9にAFSをセットする。
・予定ではAFSのフローティングラインの様に遠投できるはずであったが、ラインがガイドから出にくい。
・ロールキャストもぎこちなく、シューティングスペイも全く距離が出ない。
・藻を避けて投げているつもりだが、藻が毎回フックに絡んで来る。アタリもライズも無いので、
早々に場所を三つ岩へ移動する。
・ウエーディングスタッフ(スキーのストック)を使って、何とか浅瀬に出た。(前回これを忘れて、
水が入って来そうになった。)フライは、オリーブマラブー#10、リーダー全長4m、ティペット1.2号。
・まずオーバーヘッドで左方向の浅瀬にキャストするが、やはりラインの滑りが悪い感じ。
大して距離も出ず、水に慣らそうと少し沈めてから引いてくる。
・と、1投目からヒット。プルプルした感触が伝わってくる。お決まりのブルックだろう。
しかしこれは途中でバレ。幸先良しと、広角にキャストし探りを入れる。このタックルで、
3匹ほど小型ニジをヒット。

・少しすると、ライズが出てきた。かなり沖目で届かないが、その方向に向けてキャストしてゆく。
これで更に2匹ほどニジをヒット。相変わらず、シューティングスペイがうまく行かない。
・ライズが少なくなり、少し深めを引いてみようかと、TTSHI#10タイプ1のシステムに変える。
こちらの方が、僅かだが深く沈む様だ。
・TTSHIのラインの滑りが良く、AFSよりとても投げやすい。特にオーバーヘッドでの距離が違う。
これで更に5匹ほどヒット。皆20〜30cm位のニジ。
・9時を回ると、ライズが少なくなってきた。以前タイプ4で結構釣れた事があるので、TTSHS-W
へラインを変える。
・5カウント〜30カウントまで、投げる位置と、深さを変えて探るが、一回もアタリすらない。
・もう一度タイプ1に戻すが、全くアタリが無くなった。休憩し、先ほどから岸の近くで派手に
ライズしている魚(多分ブルック)でも狙ってみようかと、#6ロッドにドライを繋いでやって
みるが、アタック無し。
・途方に暮れていると、かなり遠くに居る船からの餌釣りの人が、「糸を切られた」と言っている
声が聞こえる。またその船を良く見ていると、頻繁に竿が曲がっている。
・暫くして、少しライズが出てきた。魚が回遊してきたのかもと、再びWハンドロッドを握る。
・左側から順に探って行こうとしたら早速ヒット。さっさとリリースして同じポイントへ投げると
連続ヒット。やはり群れが回って来ているらしい。
・その後何投目だったか記憶していないが、足元近くで、魚がフライにじゃれている居るような
感覚がラインから伝わって来たので、不規則なリトリーブに切り替えた直後、大型がヒット。
・ヒット直後のヘッドシェイクが目で見えるくらいの距離だった。ティペットはシーガーフォースの
1.2号なので大丈夫だとは思うが、かなり重いので慎重にリールでやり取りした。
・今日はタモを忘れて来てしまったので、岸の浅瀬にずり上げる事とし、左手にロッド、右手は
ストックを持って、慎重に岸まで移動し、魚を浅瀬に横たえた。尾びれがしっかりしていた。
・近くに居た人も、魚の背中の緑色を見て、昨日放流された魚ではないなと言っていた。
・フックを見てビックリ。くちびるの皮一枚に引っかかっているだけで、浅瀬でバシャバシャしたら
あっと言う間に外れてしまった。危なかった。
・ここで普通なら写真を撮るのだが、11:30を回っており、急いで検量所へと慌ててしまったため
写真を撮らず、納竿。
・結局ヒットしたのは、全てタイプ1で、水面から1m位までの浅い所だった。
・また、フライにじゃれるようなアタリがあり、そこでリトリーブにアクションを入れるとヒットして
来る場合が多かった。
・フライは、白は駄目で、オリーブ、黒などでヒットした。
・結局13匹ランディングし、全てニジだった。この水温では仕方ない。
・フェスタの日に釣行するのは初めてで、エントリーも初めて。やり方が良くわからなかったが、
結局ニジマス部門で3位となる 57.3cmであった。


日光彫のプレート。結構洒落ている。
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