Home > 田子倉湖へのマイボート運搬
まずはボート、エンジン、燃料タンク他
一式を運搬しなくてはなりません。
解禁から船を出すには、解禁日の前の週末に、これらを
下ろすためだけに、田子倉湖まで行きます。
3/末頃でも、雪が降りますし、RVの4WD車が定番です。
何年に1回かは、3月の最終週末に大雪が降って、
現地にたどり着けなかったということもあります。
皆さん、カートップには、積み下ろしが一人でできる様
特殊なキャリアを考案し装着しています。
そこで、色々な道具を駆使します。
写真に映っているバイクは、通行止めにはなっているが、
除雪が終わってアスファルトが出ている場合に、
キャリ―を引っ張るためのバイクです。
引っ張る事以外の装備を全て取り外しています。
(T.Tさん所有)
さらに、バイクも車に積んでここまで運ばなくては
いけないので
ハンドルも取り外し可能で、車高を抑えています。
これはスキーを使って、船を上に載せ、雪上を引っ張れる
ようにした、T.Kさんのキャリ―です。
写真では、1輪車のタイヤが付いていますが、雪の上では
取り外してソリに早変わりします
雪の上を引っ張る時はソリになって、
アスファルトが出ているところでは、車輪付キャスター
になる優れものです。
ここまでの創意工夫に何年か掛かっています。
同じく、除雪の終わった時用のキャリーです。
除雪が終わっていれば、スキー板付のキャリーは不要で
車輪だけあれば良い訳です。
左がT.Tさんのもの
右がMさんのものです
まだ運搬具が無かった時代は、雪の上をただただ
がむしゃらに引っ張っておりました。
写真は、まだキャリーを作る前、雪の上を引っ張っていた
頃のものです。
3名で2艘を引っ張るというハードなもので、この時私は、
ダウンしてリタイヤしてしまいました。
この後、Tさんが小型の除雪車を改造した牽引車両を
作ったりして、何とか楽に出来ないかと
いろいろ考えました。
雪崩の危険のある場合や解禁の前夜に船上げをする場合は
キャップライトを頼りに雪中行軍します。
当時は、LEDライトなど無く、乾電池でずっしり重い
ヘッドランプを付けていました。
電池の消耗も激しく、予備の電池も沢山持って行きました
毎年行っていましたので、道がどのようにカーブしているか
まで熟知していました。従って天候さえ問題無ければ
、夜中でも全く問題なく行く事が出来ました。
これは第2トンネル(レストハウス前)に、通行できない様
車止め(スノーモービル止め)がされた状態です。
こうなるとキャリーもそのままでは通れませんので、
全ての道具をキャリーから一旦下ろして、一つづつ運びます
ブルトーザーの向う側で、再び、キャリーに乗せて
引っ張って行きます。
除雪が終わっていれば、先ほどのバイクに、キャリーを繋ぎ
ブーンと気持ちよく短時間で、運び上げられます。
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このボートを持ち込む行為自体が、
大変な労力を強いられます。
ボート持込までの苦労を写真で説明しますが、
危険ですので、十分な経験と体力、そしてチームワークも要求されます。
天候によっては船を運ぶことすらままならない事があり、撤退もたびたびあります。