Home > ドライフライでの釣り
エルクヘアカディス
フック #12〜#14
ウイング エルク (色:ナチュラル、ブラック、
蛍光グリーンなど)
ボディ ブラウンハックル
ウイングのエルクは、あまり多量にしなくて控えめの方が
良いでしょう。
ボディのハックルも毛足が長すぎるとボリュームが出過ぎます
納豆巻き
フック #12〜#14
ウイング カーフテール (色:蛍光グリーン、黄色など)
ボディ シールズファーをダビング(色:ブラウン、
オリーブなど)
波立って来た時に良く釣れるフライです。
CDCダン
フック #12〜#16
ウイング CDC
ボディ FKダブフローティング(
色:ブラウン、ジンジャー)
テール ムースメーン
早春や、秋から冬にかけて、水温の低い時に使います
川場ドライ
フック #14〜#16
ウイング クイル
ボディ FKダブフローティング(色:ブラウン、ジンジャー)
ハックル 地味な色なら何でも良い
1)太さと長さが大切です
・一般的な太さ・・0.6号(6x)が最も太いと思って下さい。加賀FAのスペシャルポンドではもっと
太くする必要があるかと思いますが。
・自分は、0.5号を中心に、0.4号〜0.6号を使っています。呉羽のシーガーフォースです。
・フロロカーボンの糸は沈みやすいと言われています。そこで、フライの近くのティペットにはフロータントを
塗りません。付着しないようにしています。これで沈みやすくしています。
・長さは最低でも50cmは取ります。
1)重要なのは長さと、ターンオーバー性能です。
・まず長さですが、通常右手に竿を持って、フライラインとリーダーの継ぎ目がトップガイドの位置に
来るようにして、目一杯右手を伸ばして、左手にフライを持った時、丁度左手が反対側に
目一杯引っ張った時にトップガイドに継ぎ目が通る位にしています。
・つまり、魚を取り込んで(ランディングして)、(この時フライラインと、リーダーの継ぎ目はトップガイドを
くぐっています。)
次のキャストに移る際、左手にフライを掴んで、目一杯左右の手を伸ばして引っ張ると、継ぎ目がトップガイド
をくぐる位の長さにしています。
多分、ロッド9ft + 4ftでティペットも含めて13ft位でしょうか。
こうすると手返し良く釣る事が出来ます。
・別のページにも書きましたが、市販されているテーパーリーダーの最も太い所と、逆の最も細い所の両方を
切って全長を詰めます。
・ティペット0.5号を60cm使うと仮定すると、下記の感じで接続します。
0.5号60cm+0.6号50cm+0.8号50cm+1号40cm+1.2号40cm+リーダ150cm=
390cm(13ft)
・ご存じかも知れませんが、太い糸から急に細くすると、そこで切れやすくなります。例えば、
0.5号60cm + 0.8号50cmとすると、0.5号と0.8号の継ぎ目が切れやすいです。
・リーダーの全長を短くすると、理由は分かりませんが、釣果は落ちてきます。
フローティングラインを使っていますが、結構リーダーとの繋ぎ目が沈んだりします。
・自分は、フライラインとリーダーの継ぎ目は、ブレイデットループを使っています。
更にブレイデットループに溶けた蝋燭を垂らして、浮力をかせいでいます。(もちろん長持ちしないので、釣行前に
垂らしています)
・フロータントを頻繁に塗ってドレッシングしています。
・フライラインのコーティング部が割れて、芯の白い所が出てしまうと、水を含んで沈みやすくなります。
思い切って、切断して、繋ぎ直しましょう。
2)何故そんなに気を使うのか?
・ドライの場合、ただジッと浮かべておくだけでなく、時折すーっと引いて誘いを掛ける事が効果的な
場合があります。
・すーっと引いたとき、フライライン、リーダーが沈んでいると、フライが沈んでしまいます。
3)思い切ってフローティングのリーダーにしてしまう。
・リーダーが沈むと、すーっと引いた時間違いなくフライが沈んでしまうので、中空のリーダーを良く使います。
但し、糸グセがひどく、頻繁にストレッチする必要があります。
<1)ここまでやれば、まず間違いなく、魚はフライを見つけて近くまで寄って来ます。
・水温や、波などの条件が良ければ、これで殆ど問題なくアタックしてきますが、水面直下からジッとフライを
見て、プイッと帰ってしまう場合があります。
・そう、スレている場合です。初心者の方には、このスレッからしのトラウトを釣るのは難しいかも知れません。
1)出来る事はいくつかあるので、やってみましょう
・フライのサイズを落とす(小さくする)
・ティペットを細くする。0.5号を使ってれば、0.4号(7X)に落とす。
・ティペットを沈める。ティペットまで含めて全体が水面に浮いていると、警戒されてしまう場合があります。
・フライパターンを変える。
・少し動かして誘ってみる。
・少し休ませる。 波が出るまで待つ、夕マズメにもう一度狙う など。
2)それでだめなら、手持ちのパターンではその魚は無理かも。あまり粘らずに、投げる場所を変えましょう。
・いろいろやってみて、ヒットした場合は、成功体験として脳に記憶され、
次の釣行の時に自然に出来るようになります。
・何か、渓流のスレッカラシのヤマメを釣っているのと勘違いして、ビシッっと凄まじい速さで合わせている人を
見かけますがそれほど神経質になる必要はありません。
・それほどの速さでないと掛からない場合は、魚が小さい場合などが多く、熱くなる必要はありません。
・そんなに強く合わせれば、ティペットが切れてしまいます。
・アタックはあるのにヒットしない場合は、魚が口を開いて捕食しているのでは無く、口を閉じてアタックしている
場合が多いです。特にヤマメが多いです。
・口を閉じてのアタックの後、放っておくと、2回目は口で咥える場合が結構あります。
1)とにかく浮かせましょう。でも手間は掛けずに。
・いつもティッシュを使っています。沈んでしまうようになったら、まずティッシュで挟んでボディを押して、
水分をティッシュに吸わせます。これを数回繰り返すと乾いた状態になります。
・これにフロータントをすりこんでやれば殆ど問題なく浮力が回復してきます。
1)フックはバーブレスを薦めます。
・ドライフライは壊れやすいです。魚の口から外すのにもたついていると壊れてしまいます。
・フォーセップを使うなんて事、完全に飲み込まれた場合以外ありません。
・爆釣タイムはそう長くはありません。さっさと外してドレッシングして次の1匹を釣りましょう。
1)プレゼンテーションは、フライのターンオーバーをきっちりして下さい。
・これが出来ないと、今までの準備・苦労が水の泡です。
・リーダーにスラック(たるみ)がひどく入っていると、合わせても空振りになります。
2)リーダーシステムの糸よれは厳禁
・くしゃくしゃしたリーダーでは、美味しそうなフライでもさすがにアタックして来ません。
3)合わせ切れが頻発する場合。
・1匹釣ったら、フライを持って、ティペットを引っ張って、結び目の強度チェックをしましょう。
あっさり切れる場合が良くあります
@群馬県赤城山のすそ野にある、HOOKという管理釣り場に通っていた時の事
・夕マズメになると、結構綺麗なヤマメが釣れる事があって、それだけ狙っていました。
・普段は当然オーバーヘッドキャストして、プレゼンテーションしていたのですが、
ある日、ふとした事から、サイドキャストした時、着水する前のフライをヤマメが空中で捉えた事がありました。
そう、魚は着水する前から、フライが見えているのです。
最初のアタックは、流石に驚いて合わせられなかったのですが、何回かサイドキャストしているうちに、
空中でヒットさせる事が出来ました。
ヤマメは水面近くを長い距離飛んでいる虫は見つけやすいのだと思います。
サイドキャストで、水面近く、長い距離をフライが通過し、ターンオーバーした直後の漂うような速さに
なった時、ジャンプしてアタックしてくる事が判りました。
A川場FPの場合は、梅雨明け前後からお盆休み前位の期間、イブニングライズ券で、ドライフライで
爆釣出来ます。
写真の川場ドライというフライで入れ掛かりになります。1時間で30匹というペースで釣った事が
あります。
これだけのペースで釣るには、バーブレスフックでないと出来ません。
針を外す時間も10秒/匹であれば、1時間の内5分で済みます。
釣り券も安く、大変コストパフォーマンスが高いです。但し、何でも釣れてしまうので、
あまりスキルアップにはならないかもしれませんが。
B赤城FFでのドライフライは、相当小さなサイズのフックでやらないと駄目みたいです。初心者は難しいかも。
私もあまり釣れた事が無い。
管理釣り場での
ドライフライの釣り方です。
何と言っても針のサイズと
ティペットの太さが重要
・時にはデカパラという大きなサイズで
釣れる場合がありますが、
初心者は普通にやりましょう。
・管理釣り場では、数種類あれば
十分釣れます。