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マラブーパターン(加賀バリ似)フライです。こんなフライで?と思うようなものもあります。
マラブーパターンは色のバリエーションが大事ですので、
主だった色は作って行きましょう。
下に示す色×3本/各色をいつも持っています。
フック #8〜#12
ハックル 何でも良いが、毛足の強い物は避ける。パートリッジ等、
色: グレー、ブラック、ブラウンなど地味な物を多用)
ボディ:テールに付けたマラブーをそのまま巻き込んで、
丁度良い長さに刈り込む。又は、スピードファイバー、
各種ダビング材など
テール、マラブー各色(オリーブ、ブラウン、蛍光黄、グレー、クリーム、黒、赤 等)
なるべく羽の根元に近いウェブの多い所を使いましょう。フラッシャブー3本 入れても入れなくても可
大切なのは、色のバリエーションとマラブーの動きです。
フライBOX
私の管理釣り場用のフライBOXを参考にして下さい。
常時これ位のカラーバリエーションを持っています。
(クリームが入ってませんが)。
ピーコックウエット
フック #10〜#14
ボディ ピーコック、シールズファーなど
ハックル パートリッジなど
レイクフォレストで釣っている人がこのパターンに
シルバーのティンセルをリブに入れた針を使って入れ掛かり
でした。。
ヘアーズイヤーウエット
フック #10〜#12
ボディ ヘアーズイヤー、ブラウン、オリーブなどに
若干ウエイトを入れる
ハックル クレーブラウンなどのハックルをパラッと。
スレている時や、水温の高い時などに使用
1)信頼できるメーカーの物を使いましょう。当然フロロカーボンを使って下さい。
・呉羽シーガーフォース、グランドMAX、 アクロンなど。
2)太さはロッドのパワー(番手)も考えて選びましょう。
・#6ロッドなら4Xでも大丈夫ですが、#8なら、最低でも1.2号位が必要かと。
1)普通のリーダーで問題ありません。良く引っ張って撚れを取りましょう。
2)ティペットも含めて、10ft位かそれより長い位にしましょう。
1)シンキングラインが絶対必要かと言えばそうでもない。タナの浅い時などは、フローティングラインでも
リーダーやティペットを長くしたりフライにウエイトを入れるなどで結構釣れます。
2)そうはいってもタナが深くなってくるとシンキングラインが必要になって来ます。
シンキングラインは一般的に下記シンクレート(Sink rate:沈む速さ)になっています。
インターミディエイト ・・・メーカーによっていろいろ ゆっくり沈む。
Type1 ・・・1.5インチ/秒=約3.8cm/秒 100cm/26秒
〜 以下 1インチ刻みで
Type5 ・・・5.5インチ/秒=約13.8cm/秒 100cm/7秒
3)さて、初めの一本はどれを持つか? んー難しいです。インターミディエイトかType1だとは思いますが。
湖で良く釣りをしますが、岸釣りではタイプ1以下は殆ど使いません。
逆に、0.5インチ/秒というラインは良く使います。良くあるのが、沈め過ぎると釣れないという事です。
真冬の寒い時によく釣りに行くなら、タイプ1そうでもなければ、インターミディエイトという感じでしょうか?
ただ、メーカーによっては、1.5インチのものより小さいものは存在しない場合もあります。
1)沈めて釣るのですがプレゼンテーションはとても大切です。
綺麗にターンオーバする事で、着水後に直ぐにフライに興味を示して来ます。そのままヒットする事も多いです。
うまくターンオーバー出来ないと本当に全く当たらない事も考えられます。
カウントダウンタイマー
1)カウントダウンは、出来るだけ正確に測って
下さい。
同じタナに沈める事で、連続ヒットさせる事が
可能になります。
ボートで湖に出た場合は特に重要です。
1)管理釣り場とはいえタナが重要です。一日同じタナで釣れる事は稀で、上下しますので、どちらに動いたのか
状況判断が必要になって来ます。
2)私がよく参考にするのは、近くに居る人で釣れている人の釣り方を見る事です。
フローティングラインで引っ張っているとか、インジケータの深さとか、どれくらいカウントダウンしているとか。
(実際カウントダウンは、使っているラインのシンクレートが分からないと意味がないですが、シンクレート
の大きいラインほど、ラインの色が濃くなって来ますので、その辺も観察して)
3)経験では、釣れる時は概してタナは浅い時が多いです。釣れないとついつい深く沈める方向に行きがちですが
逆の事も多いです。
4)風が出て波立って来ると、魚が浮いてきて、ごく浅い所で釣れる事が多いです。天候の変化にも注意しましょう。
5)逆にライズが沢山あるのに浅いタナで釣れないという場合は、ライズしている魚が狙っている魚と異なっている
場合もあります。
例えばヤマメなどは、夕マズメ小さな虫を狙って盛んにライズしますが、マラブーで引っ張って
いたら釣れませんよね。
1)リトリーブのやり方はもの凄く大切です。規則的に同じ長さを引っ張っていては、直ぐに偽物と見破られます。
管理釣り場の魚は、一年中偽物を見ている訳ですから、自然湖などよりよほどスレています。
思い切り不規則にリトリーブして下さい。
2)ポーズを入れると効果的です。
1)アワセはとにかくラインを引いて合わせる!これしかありません。ヒットする前にロッドをあおってはいけません。
自分もこの動作でいったい何回空振りした事か。ラインを引いて合わせられるようになれば、しめたものです。
アタリが出ない場合は、
1)フライの色を変える。
2)タナを変える。
3)リトリーブのスピードを変える
4)フライのパターンを変える
これでだめなら、一呼吸入れて、周りを良く見てみましょう。
・引っ張りでやっているのは自分だけ。他の人はインジケータやドライをやってるなんて事もあります。
・他の人も釣れていないようなら、地合が良くないのでしょう。休憩するのも良いのでは?
1)プレゼンテーションは、フライのターンオーバーをきっちりして下さい。
2)波が出た時はチャンスです。特に大型はこのような時に釣れます。
3)合わせはラインを引っ張って。
1)フライの紹介で、マラブーはテールの動きが大切と書きました
魚が釣れるたび、或いはキャスティングの繰り返しでテールの毛は抜けたり、切れたりして劣化します。
これはマラブーを使っている以上避けられません。
いくら良い針で、これまで釣れたとはいえ、テールが劣化したものは交換して下さい。
・タナを把握して引く事が
重要です
・一見、魚が沢山いますので、タナなんか
あるのか?と思いますが、あるんです。
・思ったよりタナが浅い事が多いです。
沈め過ぎに注意しましょう。