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Wハンドロッドでの釣り 初心者のためのHP |
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Wハンドロッドでのフィッシングって
・シングルハンドロッドでの釣りとは別のシチュエーションが |
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@何故Wハンドロッドを使うのか・ シングルハンドロッドを使っている人にとって、最大の興味、疑問がここですね。ここでは、自分がWハンドロッドにのめりこんだ状況を説明します。 ☆デルタシューティング(シューティングスペイ)というラインと投げ方を使用しますとバックスペースが狭くても投げられます。 凡そ、竿の長さ1本分のバックスペースがあれば、前方に30m弱投げられます。 又、バックスペースのあるポイントでは、オーバーヘッドキャストを行い、同じ距離を投げる事が出来ます。 自分の良く釣行する釣り場、丸沼、湯の湖、中禅寺湖、などは、一部のポイントはバックスペースがありますが、 非常に混みあったり、その日にベストなポイントで無かったりします。 |
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左の写真は、中禅寺湖の西側特別解禁で立ち込んだ ポイントです。 木が被さっていて、殆どバックスペースがありません こんなポイントでも30m弱のキャスティングが出来ます 初めて入るポイントでは、バックスペースがあるか どうかも分かりません。 そもそも釣りが出来るのか? というリスクを減らしてくれます。 川俣湖など殆ど情報の無い湖に出漁出来るのも、 この方法のおかげです。 |
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ここからは、おまけといいますか、やって見て分かった事です。 1)風が吹いて来た時でも、諦めずに釣りを続けられます。 山上の湖では風が付き物です。逆に風が出てくれないと魚が口を使いませんので、アタリすらありません。 風が釣れるタイミングを知らせてくれます。 一方、風はキャスティングをやりにくくします。風に対抗出来るタックルとなりますと、軽くても#8、#9でも良いかと 思います。 #8や、#9のロッドを風の中、きっちりキャスト出来るテクニックが必要となります。 残念ながら自分には、そのようなテクニックはありませんでした。 ラインの重量がありますので、テクニックの無い自分でも、風の中でも投げる事が出来ます。 |
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9月下旬の湯の湖滝上。 峠から強風が吹いています。 こんな状況でも、ラインの重量がありますので、 何とか釣りになります。 |
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2)大川のフライフィッシングでも同じロッドが使える。 湖だけでなく、大川も大型の鱒達が釣れる絶好の釣り場です。 ラインシステムを換える事で、同じロッドで対応出来ます |
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犀川 木戸橋下のポイントで、50cmオーバーの 岩魚とファイト中の写真です。 湖で使っているロッドと全く同じものを使用し ラインシステムを換えています。 強くて、深い流れに、フライを沈めるには、 重いシンクティップやヘッドを扱わなければなりません。 |
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3) 左手投げが容易 ・東古屋湖の和船に2人で乗って良く釣りをしますが、2人とも右ききなので、オーバーヘッドキャストをすると、 どちらかの体の近くをラインがかすめて行きます。こんな時、左手でのキャストをすれば、危険を回避出来ます。 ・湯の湖の立ち込みでも、バックのヨシが邪魔で、右手では思った所へ投げられません。左側のキャスティングで、 更に広く探れます。 ・右からの強風時にも左手でのキャストを行えば、釣りを続ける事が出来ます。 注意 40mも50mも遠くに投げる為に、Wハンドロッドを使っている訳では無いという事です。 |
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Aデメリットメリットがありますので、当然 デメリットもあります。1)Wハンドロッドを使う釣りには、色々なラインシステム、キャスティング方法、等があって複雑で難解。 どうなんでしょう? まずこの辺りがかなり敷居が高い理由ではないでしょうか? 正直、私も良く分かっておりません。が、 時々釣り場で話しかけて来る人との会話で何が分からないのかが 少し理解できます。 ・ロッドのアクションとラインシステム、キャスティング方法がセットになっていてこれが崩れるとうまく投げられない。 @トラディショナルなロッドアクション(即ちスローからミディアム)には、ロングベリー(30m)のフルライン+スペイキャスト。 Aミディアムなアクションにはスカジットラインがマッチング。+スカジットキャスト Bファストなアクションにはデルタシューティング(シューティングスペイ)ライン。オーバーヘッドも可能 アンダーハンドキャストというのもファストなロッドが必要なのではないでしょうか。 @のトラディショナルなロッドを買ってしまった場合、オーバーヘッドキャストもシューティングスペイも出来ないんです。 又、@の場合はスペイキャストを覚えなければいけません。@のスペイキャストは上記の中でも最も難しいと 思います。 シングルハンドロッドでは、ロッドのアクションで使えるラインが変わり、キャスティング方法も変わるという事が ありませんので、この辺りがまず理解できないところです。 ちなみに、@のロングベリーのスペイ用フルライン、Aのスカジットライン、Bのシューティングスペイライン とも 長さ、テーパーデザイン、重さが異なっておりますので注意して下さい。 分かりやすい例が、G−loomisのWハンドロッドの紹介です。 G−loomisは主に下記の3つのWハンドロッドをラインナップしています。Webのページに書かれています。 a)Greased Line ・・トラディショナルなロングベリーのフローティングライン(18〜30m)のラインをロングストロークの キャストで投げる b)DREDGER・・・ スカジットラインを使ってスカジットキャストで・・・オーバーヘッドキャストは出来ないようです。 c)STINGER・・・ スカンジナビアンシューティングヘッド(9〜12.5m)+ランニングラインで、アンダーハンドキャスト、 オーバーヘッドキャストが出来る ここで、自分がどのようなシュチエーションで釣りをしたいのかを整理して、それにマッチしたシステムを選ばないと いけない事が判ります。シンキングヘッドを引っ張りたいなら、Bになるわけです。 但し、ロッドの中には、上記の@ABが全て対応できるものや、AとBが出来るものなどがありますので、 そのようなロッドを探すのも良いと思います。 |
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2)キャスティング時に水面を使うので、ポイントを荒らす ・上記@ABのどれにも共通なのは、水面を使ってアンカー(ラインを止めておく)を必要とする事です。 アンカーは時にバシャバシャと音を立て、水面を荒らしますので、近くに居る釣り人に不快感を与えます。 ・特に、スペイキャスト覚えたての方は、どうしてもこうなってしまいます。 十分 河原などでキャスティング練習してから、 フィールドに出て頂きたいと思います。 |
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3)繊細なドライフライなどの釣りには向かない ・もともと釣り方自体が、アトランティックサーモンやスティールヘッドなどを釣る方法から由来していますので、 繊細なヤマメ釣りや、渓流釣りには向きません。湖のドライフライにも無理かと思います。 |
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4)魚に対してオーバータックルになりやすい ・日本に住んでいるトラウト達は大型ばかりではありませんので、どうしてもパワーが余ってしまう傾向にはあります。 |
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B最後に大切な事・どこでどんな釣りがしたいのか、何を解決したいのかを良く考えておく。・信頼できるショップや経験者に相談し、タックルを決めてもらう。Webの記事を見ただけで衝動買いしない。 ・キャスティング練習を十分行う。 という事でしょうか |
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☆このWebページの作成者は、次のホームベージに釣行記録等をUPしていますので、そちらも参考にして下さい。 トラウトフィッシャーマンのHP |
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