Home > フライの色について
・カラーローテーションは、沈めて使うフライ、特に湖や海の釣りには重要です。
・もともと渓流で使う、管理釣り場で使うドライフライは、もう昆虫その他に色も似せて作っていますので、
そもそも色のバリエーションがありません。
・一般的にトラウト・サーモンは色を識別できると聞いていますので、飽きさせない、興味を引くという観点で
重要です。
現在所有しているマラブーの色です。
いろいろ試しているうちに沢山の色が手元に残りました
主に使っているのは下に示す色です。
・私見になりますが、基本的に
1)ダークオリーブ 2)グレーオリーブ 3)こげ茶 4)黒 5)赤
の5色と考えています。
・更に、釣り場によってその釣り場に合った色というのが存在するのではないかと思っています。
例えば、
加賀FAのスペシャルポンドには、グレーオリーブ、白、クリームなど明るい色が良い時がある。
川場では、オレンジ系が釣れた事がある。
・又、当然その日の当たりカラ―というのもあります。これはその時その時で異なります。同じ釣り場でも
いろいろ変わります。
・それから、釣り場のコンディションも関係します。
例えば朝、まだスレテいない時、放流直後の魚を狙う場合は、ド派手な蛍光黄色とか、ピンクとか。
濁りが入っている時もピンクが良かったりとか。
・早い話が、どんな色が当たるか判らないという事でしょうか?
・分からないですが、それを探し当てるという作業を臨機応変に釣りながらやってみる訳です。
・自分はまず、ダークオリーブからスタートする事が多いです。駄目な場合は、対照的な色に換えます。
例えば、ダークオリーブ → グレーオリーブ → こげ茶 など。
・それでもだめなら、黒、赤と換えます。
・更にこの5色で駄目な場合は、ライトオリーブ、蛍光黄色、クリーム、オレンジ、白、・・・などあらゆる色を
試します。
・注意しなくてはいけないのは、魚が居るのが判っている時にはしつこく変えて行きますが、
居るのか居ないのか分からない時は、カラーローテーションの問題では無く、魚が居ない事も考えられます。
・管理釣り場や、明らかに魚の気配がある場合はいろいろ試します。
・手っ取り早く色を選択するために、足元にうろうろしている魚の近くにフックを落としてみます。
そーっと寄ってくる場合はその色に興味がある、無視される場合は×という風にして確認する事があります。
・リトリーブ中に追っては来るが食いつかないなどのケースは、色を変えると釣れる事があります。
・別のページでも書きましたが、信頼できるパターンをまず自分のモノにして、色のバリエーションを持った方が
釣り場では良い場合が多いです。
@東古屋湖へ通いだして、そこそこ釣れるようになった、初冬。ダークオリーブ1色があれば、東古屋は大丈夫と
甘く見ていました。その日も朝からダークオリーブでやっていましたが、ライズがあるのに
全くヒットしないばかりか、アタリすらありません。
結局1日やって全くアタリなしという結果に終わりました。
この後から色の重要性を再認識して、必要な色を割り出して来ました。
A2012年丸沼では、射程距離でライズがあるのに全くアタリが無く、その時使っていた基本の色を
使っても全くだめ。
最後に赤に換えた途端、ブラウンが立て続けにヒット。それから赤も基本色に入れました。
B2013年春の丸沼、ダークオリーブ、グレーオリーブ こげ茶とローテーションしたがアタリなし。
赤に換えた所ようやくアタリが出て来た。しかしヒットしないので黒に変更したらようやくヒット。
その日1日 黒に反応が良く、黒のフライが無くなったら釣れなくなってしまった。
他にも色にまつわる経験は沢山あります。。
トラウトは色を識別できます。
フライフックを見慣れている
管理釣り場では、特にカラーローテションが
重要です。
・もちろんこのテクニックは湖などでも
使えます。