2021年11月08日の丸沼での釣り
・久々の釣行。先週の釣り大会も参加したかったが、いろいろあって見送り。
・今年は、冷え込みが無く、丸沼の水温も例年より高いようだ。
・更に、最近は秋のシーズンに魚が接岸して来なくなった。放流する魚の種類が変わった為なのか、
毎年水位が低い為なのかわからない。
・そうは言っても、やってみなければわからない。
日帰り用駐車場には、自分の車だけ
・6時半にホテル横で発券してもらうが、並んでいる人もいない。
・湖面を見ると・・ライズかと思ったのですが、川鵜のようです。丸沼にも飛来しているようです。
・全体的には、沖目にライズが発生している感じ。
・朝一はライズも見えたが、全くアタリなし。 少ししてライズも見えなくなった。
・岸釣りは3~4名程で空いています。
・水位はかなり下がっています。
・あちこち投げて探るが、根掛かりはするがアタリはなし。
・これまで、岸から釣りをしている人にヒットした形跡はない。
・自分の沖目にボートで出ているフライの人がポツリポツリヒットしている。
・やや右のスリットへ投げて沈めて探っていると、コツコツという小さなアタリがあったがヒットしない。
・もう一度同じ場所へ投げると、同じアタリ。
・3回目にはアタリも無くなった。
・少し離れたところで、竿を振っていた人が水温を測ったようで、「11℃」という声が聞こえる。
・おっ!自分の水温計が正しく測定できているかを確認するチャンスと自分も測定する。
ピったし11℃
・今年の春、中禅寺湖に通っていた時、自分の水温計が狂っているのではないかと疑っていたが、
狂っていない事が確認できた。
・8時を過ぎて、少し風が出て来た。
・しかし、アタリなし。
・タマーにライズがあるので、魚ッ気が全く無い訳ではなく、フライが目に入っているというタイミングもあった。
・スレているのか、食い気が無いのか。
・水温が11℃と思ったよりも下がっていて、膝くらいまでウエーディングしていたら冷えて来た。
・ホッカイロを貼りに、一旦車へ戻る。
何故わからないが、ここの風景を見ると不思議と気分が落ち着く
・風が出てくると、ラインが左へ流れるのか、根掛かりが頻発。
・フライがどんどんロスト。
・思い切って沈めてみるがアタリなし。 これまた根掛かりでフライが失くなってゆく。
・いろいろやってみるが、アタリなし。
・ゴミが目に付いたので拾って一旦上がる。
・いつもなら、これで昼食を食べて、昼寝して帰宅するのだが、今日は人が居なくてすいている。
・駐車場に戻る前に、スリットの様子がどうなっているのか、見に行く。
・ターンオーバーが終わっていないためか、やや湖水は濁っている。
・日差しが無いため、スリットの場所がイマイチ良くわからない。
・ついでに何投か投げてみる。アタリなし。
・すると、風で波立っていたが、50cmクラスが2匹スリットの上を泳いでいるのが見えた。水面直下。
・少しして、2匹が3匹になっていて、沖へ泳いで行った。
・魚は居るのだ。探っていたタナが深すぎた可能性がある。
・湯を沸かしてラーメンを流し込みながら、
Tさんに魚務報告。ついでに、先ほど気になったタナについても聞く
・ポイントと、魚の様子、タナについての解答が凄かった。現場に居ないのに、全て見えているような説明。
・風の状況も説明していないのに、風が治まったら○○すると。
・この連絡で、一気にやる気が出る。急いで食事をして、ラインをHooverからスローインタミに交換、歩き出す。
・実は、午前中にも何回かライズがあって、気にはなっていた。
・春に水温が上昇してしまうと、放流された魚が一時的に溜まる事がある場所なのだが、平水位だと岸からでは
フライでは届かない
・今日は、風向きがややダムから右方向に振れて来ていて、こちら方面は湖水がぶつかる方向になる。
・丁度、強風がやや治まって来た。
・ポイントへ入って2投目、かなり遠くまでキャスト出来た。引いて来ると、小さなアタリがあった。
・あまりリトリーブしないでのアタリなので、魚は遠くに居る。
・もう一度、先ほどよりやや遠くまでキャスト。リトリーブ開始してすぐにラインが重い感じ。
・すぐに、高速で手繰って合わせを入れるが、空振り。 ゆっくりにすると再び重くなる。
・再度、高速で手繰ると、グングンという重いアタリ。これは50cmオーバーの重さ。
・直後にダッシュ!。ドっパーンとジャンプ。
・その後は突っ走って、ランニングラインが回転音と共にリールから出てゆく。
・ランニングラインを回収した後も、もう一度ジャンプ。
・ようやくおとなしくなって来て、ホオが赤く染まった魚体が見えて来た。フックは蝶番の少し先に掛かっている
・これならバレないな、とタモを差し出すと、最後の抵抗・・・・ でバレ! ガックシ
・50cmは無かったと思うが、この引きは多分 頂鱒でしょう。
・その後は全くアタリなし。
・再び、風が強くなって、一旦、竿を振るのをやめて様子見。
・そういえば、昨秋の丸沼で、一瞬風向きが変わった時に、キャスティングがビシッと決まってフライが
完璧にターンオーバーした時、大型がヒットした事があった。
・あの時も、ラインはスローインタミだった。
・やはり表層に居る魚を釣るには、ターンオーバーが肝心なのだと改めて思う。
・風が弱くなったので、再開。するとすぐに、岸近くまでリトリーブして来たところで、小さなアタリ。
・テンションが弱いので、一生懸命手繰って合わせる。でも、テンションが軽い?
・合わせで手繰っているうちに、リーダーとの継ぎ目がトップガイドに!
・上がって来たのは、地獄の使者
・この1匹で、やや諦めの境地。
・アタリが無いので、もう一度、土管の流れ込みの方へ少し移動する。
・最初の一投で、アタリがあってヒット。
・ヘッドシェイクからして、サイズはたいした事は無さそう。しかし、やはりバレ。
・針先をチェックするが、特に問題無し。
・今日は、こんな日なのかもしれない。
・その後、再び強風が吹いて、気温が下がって来たので、16時過ぎに納竿。
・バレてはしまったが、あの1匹のおかげで、また来ようと思った。
デルタシューティングヘッドクリヤスロー
インタミ28g改