2023年4月22日の中禅寺湖での釣り
・さあ2023年 シーズン開始
・常連さんのWebサイトを確認するが、今シーズンはまだそれ程釣れていない感じ
・3月4月と気温が高く、今年の春のシーズンは短いと予想される。
・例年、4月20日前後だと、まだ上野島付近は 時期尚早の感じなのだが、今年はどうなのか?
・時期が早い時は、朝一で1匹、夕まずめに1匹 という事が多い。
・事前情報では、上野島付近はまだあまり釣れていないとの事
・昨日、21日は、下界では27℃まで上昇して暑いくらいだったが、今日、22日から少し気温がさがる予報
・そして、風は、西寄りの風が少し強く吹くようだ
・風が吹かないと釣れないので、コンディションとしては良い方だと解釈する
・今年初めての中禅寺湖釣行で、渡船で入る、常連のフライマンと駐車場で再会
・さて、今日は上野島付近は自分を含めて6名! になるとの事で、これは島周りは混雑することに
・岸から歩いて来ている人の灯りが上野島から勇助和田の遊歩道に見えている。もう先行者が居たようだ
・そこで少し離れたところで開始する
・とにかく人の少ないところでないと釣れる気がしない
・ん十年昔に購入した大型トラウト攻略本には、「大型はハイシーズンに釣れるのではなく、
岸に人の気配の無い時に釣れる」と書かれており、なるほど!と感銘
・特に中禅寺湖の魚たちは殆どがネイティブに育っており、野生そのもので、大自然のルーティンによって
その行動が制御されていると考えている
・人間は異生物(エイリアン)であるので、彼らに姿を悟らせない方がいいに決まっている
・悟られないように気を使っていると、服装は地味な色ばかりで、家族からは「ダサい」と馬鹿にされる
・上野島に誰も居なかったらインターで開始する予定だったが、そうはいかないのでS1S2をセット
・湖面は、北西風で出来た波が結構あるが、投げるには支障はない
・波があるという事もあるが、ライズは見えない
・薄暗い中 まずは、左右を、カウント無しで探る・・・アタリなし
・それでは、カウント30で ・・・・・・・・・・・・・・アタリなし
・だが、ブレイクライン付近で、針に何か引っ掛かってしまったようで、回収すると、7cm位のワカサギが
・2023年 中禅寺湖の初物は ワカサギになった
・むむむ、それでは45で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全くアタリなし!
・ちょっとヤバイ
またこの景色が見られて、竿を振れる事に 感謝
・朝一で仕留めないと、オケラの確率がグッとUPする。
・風も波も 良い感じなのだが、どうしたのか? 明るくなってしまった。
・これはヤバイと、早くも 場所を15mくらい移動
・ライズがないので、カウントダウン30から沈めてゆく
・45でようやく今シーズン初の、「グーっ」と 濡れぞうきんが掛かったようなアタリ!
・しつこくラインを引っ張って、合わせを入れる。乗った!
・朝一で仕留めないとオケラの可能性があるので、慎重にやり取りする
・ネットを持たずに移動してしまったので、ファイトしながら元の位置に戻る
5時13分 61cm レイクトラウト オケラ回避 結構腹がデップリ
・一匹ネットインすると、かなり精神的に落ち着くことが出来る
・そして運の良い事に、この魚とファイトして、ネットを取りに戻って来たところで左の射程距離内でボイルを発見
・位置をしっかり記憶する
・フックとティペット強度チェックをして、早速、ボイルのあったあたりにキャスト
・ボイルがあったので、最初の1投目はカウント30でやってみる・・・・アタリなし
・では、45 ・・ アタリなし
・むむむ、60では、・・・・・グーっというアタリで、ボイルしたところよりも自分に近いあたりでヒット
5時30分 57cm レイクトラウト
・ボイルの規模からすると60cmオーバーを予想していたが、まあ、運よく釣れてよかった。
・ネットを持って移動して、そこでやり取りしていたら、この魚のボイルは目に入らなかった可能性が高い
・ボイルがあった割にはタナが深いという事も分かり、この後は60を基本に上下させて探る。
・しかし、これ以降全くアタリなし。
・少しして、右のブレイクライン付近で、小物がボイル
・しばーらくして、ガンガンというアタリがあったがヒットしなかった。恐らく小型のブラウン
・まだ時期が早いので、魚が回遊してくる気配(ボイルなど)が無い
・そうこうしているうちに、北西風が強くなって来た、ロールキャストしか出来なくなって来た
・アタリが無いので、再び島のほうへ少し移動、アタリなし
・更に移動、アタリなし・・・で、ほぼリーダーまでリトリーブしてピックアップした時に浅瀬に根掛かり
・かと思ったら、グングンという手応え。「ラッキー、何か掛かった」と 小さいかなと思った直後
・とんでもないスピードで沖へダッシュ。
・その後、一気に底へ潜る、次に一気に上昇、ラインが弛む。慌ててラインを回収、すると今度は再び沖へ!
・ランニングライン22mもあっという間に引き出し、バッキングラインが見えて来た。
・かなり沖で魚の背びれに黒い斑点のあるデカい魚がガバガバやっている、 えッ あれが掛かってるの?
・魚の横への動きが早く、ラインが水中に入っている位置と魚の位置が合わない
(フライをやっている人なら分かると思います)
・で、ラインを張って、「まだ掛かってる」事を確認した直後、グニグニという変な感触が伝わり、バレ!
・「アーッ」っと 爆風の中、思わず大声が。ガックリ 6時30分頃か
・ピックアップした時のアタリだったので、合わせが効いていなかった。
・悔しいのだが、この凄まじい野生のファイト。中禅寺湖のいいところ。
・毎年、デカいのに逃げられるたびに、悔しいと思う一方、こんな凄い魚が岸から狙える中禅寺湖って凄いと思う
・恐らく今年一番の魚に逃げられ、失意の中、同じところを探ってみるが、当然アタリなし。
お立ち台付近の水位はこんな感じ
・この後は、全くアタリが出ないので、元の場所へ戻る。
・暫くすると、正面の結構沖目で、小型のボイル
・探ってみるがすぐには当たらず、タナを更に深くする
・それでも当たらないので、フックの色を換える。
・すると1投目で アタリがあってヒット
8時53分 45cm レイクトラウト
・この時期に50cm未満のレイクは珍しい。 普段は水温が10℃を越える頃に多い
・この後、風が強くて、投げられなくなったりしながら粘るがアタリなし。
・アタリが全く無いので、少し島の方へ移動しながら探る。
・なかなか狙った所にフックが落ちないので、探るにも時間がかかる。
・結構島に近くなって来たあたりで、ヒット
・水温が低いためか、今日の魚はどれもファイトが良い
10時 60cmレイクトラウト
・この後はまた全くアタリなし
・風もどんどん強くなって来たので、11時30分 少し早目に午前の部を終了
・ここまで4匹、バラシた魚がランディング出来ていれば、午前で終了だったなーなどと思いつつ昼寝
・13時40分頃、寒くて目が覚める。17時30分の迎えで帰る予定だったが、早めようか悩む
・少し風が治まってきた。これなら夕マズメが期待できる
・とりあえず14時30分まで竿を振ってから考えようと、開始
・風が少し弱くなってので、投げやすく、まあまあのキャストが出来た
・すると、1投げ目でグーっというアタリ! しっかりラインを引っ張って合わせる
・これを捕れば5匹になるので、慎重にやり取り
14時5分 56cmレイクトラウト
・あっさり5匹目が釣れたので、気を良くして、島の方向へ探りながら移動するが全くアタリなし
・一旦治まっていた風が吹き出してきた
・Webで夕マズメに風が止むのか調べてみるが、結果はネガティブ。早上がりを決める
・風が弱くなれば、もう1匹くらいは期待できたが、自然条件にはかなわない。
・そういえば今日は、ランニングラインを引っ張って合わせる事が多かった。
・まだ、岸からある程度距離があるところでエサを追っているようだ
・また、同じ場所で続けて釣れるという事はなかった。
30gS1/S2