中禅寺湖のフライフィッシング

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２０２５年５月１7日の中禅寺湖での釣り

・今日の渡船は上野島に団体が上陸するとの事で、１便目は一杯。２便目で別のポイントへ上陸する

・例年このポイントに来る時は　５月中旬で上野島が混雑し、水温も上昇してしまってあまり期待できない時が多い

・従って、回数券の消化試合的な意味合いでの釣行が多く、多くて２匹くらいしか釣った事が無い

・地形的に水の動きが少なく、釣れる気がしない、あまりやる気が出ない

・更に当日は、８時頃から１４時頃まで本降りの雨が予想されている

・中禅寺用のシングルハンドのラインを準備していて、ロッドとラインのマッチングを確認したいが、雨では面倒

・という事でキャンセルして休漁とする事を考えていた



・直前になって、

・これまでは水温が上昇してしまった後の釣行なので、今回のようにまだ１０℃前後の時は竿を出したことが無い

・朝一しか釣れないが朝一は降っても小雨　なので朝一に勝負をかけられる

・１１時で一旦車に戻り、無料駐車場で昼寝、雨が止んだら立木Pへ駐車して山側へ行ってみるという案が浮上

・山側へ歩いて行く装備も準備して自宅を出る




・越後屋さんの前の車列はそれほど長くはなかったが、大島商店前の車列は・・交番の前まで来ている！

・国道側の方が釣れているという事なのか？　或いは駐車場が山側より安いためなのか？

・釣り券を購入した３時頃から、ポツリポツリ雨粒が落ちて来た





・水位は約１５ｃｍ増加した

・とにかく朝一が勝負なので、しっかりラインをストレッチして、１投目から３０カウント沈めて探る

・左の方へキャストすると、木が沈んでいるようで、枝に掛かっているようなソフトな根掛かり頻発

・少し探るがアタリなし

・岸辺には流されてきたとおぼしき枝があちこちにあって、投げにくいので少し片づける







・やや左の方に投げ少し沈めた時にまた根掛かり・・と思ってラインを引くが、重みがついてくる　大枝か？

・更に引くと、横に動き出し、魚だと判明

・少しファイトした後、浮いて来て再潜行する時に水面上へ出た尾びれでティペットを弾かれバレ！

・朝一が勝負と考えていたのに　ガッカリ　４時５５分頃

・同じところを引くが、当然アタリなし。

・ノロが付いて来るので毎回取っているが、フックのポイントが甘くなっている事にバレの後に気づく

・朝一では木の枝に掛かった感触だったので、大丈夫だろうとポイントをチェックしていなかった　凹む

・すぐに新品のフックへ交換



・直後に、目の前のブレイクライン付近でライズ。３０ｃｍ位のブラウン

・丁度、ライズの下をフックが通過する位置関係で、視界に入ったはずなので期待するが、アタリなし

・一応もう一度ライズがあった所を通してみる。　すると、カッというアタリ！　しかしヒットせず

・短時間でアタリが連発したので、今日は魚ッ気があるかと、気を取り直して探る




・少し右の方へ投げた時にブレイクライン付近でアタリがあって、ヒット

・レイクのアタリではなかったのと、ファイトが良かったので、ブラウンを期待すると、良型のブラウン！



５時１０分　　５７ｃｍ　ブラウントラウト



・ティペット結び目強度と、フックのポイントをチェックして、同じ所へ投げる

・ブレイクライン付近でガッツリ根掛かり。ティペットを切るつもりでラインを引いたが、外れた

・もうフックがダメだろうと、高速でラインを回収していると、浅い所で根掛かり

・と思ったらグイングインとヘッドシェイク。

・高速回収中のヒットなので、レイクでは無いのだろうけど、何だ？






・ファイト中に浅瀬に沈んでいる枝に入り込んでしまった。すぐに気が付いて対処

・幸い小枝だったので、絡んだまま一緒にネットイン

・ランディングしてみると、ブラウン！　ブラウンの連続ヒット


５時２５分　　６１ｃｍ　　ブラウントラウト


・鼻曲りの厳つい顔だったが凄く痩せていた。

・エサを取れないのか、或いは　お腹に消化出来ない樹脂などが詰まってしまったのか？







・その後、今度は岸の凄く浅い所でガバッという大型のライズ、ワカサギが居る時のライズである

・一応ブレイクラインを狙うがアタリなし

・その後も５０ｍ位離れている右奥の大岩の辺りで、グワバッというデカいライズ音

・暫くすると、足元を２０匹位のワカサギが泳いでいるのが見えた



・ここでさっき高速回収中にヒットした理由が分かった。ワカサギを追っていたという事だ

・フック自体は大型のフックではなかったが、速さが逃げるワカサギを連想させたのだろう

・スローインター＋ワカサギ系フライにセッティングを換えようかとも思ったが雨が降っていて面倒なのでやめる

・何年か前にも、このポイントの近くで、ミスキャスト後の高速回収中にレイクがヒットした事があった

・あの時もワカサギが居た




・アタリが途切れたので、右の方の岩場の方を探ってみる。　アタリなし

・８時頃から、本降りになってきたので一旦休憩、朝食を摂る

・その後　同じ船で上陸した２名の顔見知りの方と　釣り談義　怪談話に花を咲かせる

・雨はもう夕方まで止まないので、自分としては後は帰るだけと思っていた。




・皆１１時の迎えで帰る予定だったので、１０時頃、「最後の一振り頑張りますか！」と水辺へ

・少し雨が弱くなった気がしたので自分もあと少しだけやるかと再開

・再開してすぐ　右の方へ投げたキャストが完璧で　距離、ターンオーバーとも非常によかったと思っていたらアタリ

・リトリーブ開始してすぐだったので、かなり距離があり、しっかりラインを引く

・ヒット後一気に走り出し、ランニングラインを出さざるを得ない、これはデカそう、ブラウンかと

・一気に走った後は素直に寄ってくる　あれ？　ブラウンでもないし、デカくもない


１０時ちょっと過ぎ　６２ｃｍ　レイクトラウト　レンズに水滴がたっぷり付いていたのに気づかなかった


・ワカサギを食べたのだろう、ファイトも良かったし　今シーズンで一番のプロポーションのレイクだった

・リトリーブ開始してすぐのヒットだったが、沖目では無くブレイクラインでのヒット

・さっきガバガバやっていた魚ではないだろうか？

・まだ時間が残っていたが、丁度良いと納竿







・車に戻って着替えてから、３名で　レストハウスで温かいものを食べて追加の釣り談義


皆さんが食べた　ゆば蕎麦　自分は山菜うどんを食べたのですが、写真が超ピンボケで割愛


・夕マズメの山側で釣る元気は無く帰宅




・今年は雪が多かったためか水温の上昇が遅く、温暖化が叫ばれる前の頃に戻ったかのようだ

・１０℃手前で、一番良い時ではないだろうか




・気になったのが、今回釣った病的に痩せたブラウン　写真を掲載するのをためらったが敢えて載せます

・いつもチェックさせてもらっている人のブログにも、今シーズン似たような痩せたブラウンが釣れたと載っていた

・サイズがかなり違うので別の魚である事は間違いない


・また　今シーズンの釣行時に　タコベイトのようなものがセットされたルアータックルを持っている人を見かけた

・その時は「あんなもので釣れるのかいな？」と思っただけだったが


・試しに　Webサイトを検索したら、２０１８年に中禅寺湖の水辺でソフトルアーを見つけたという記事があった



・芦ノ湖では、根掛かりなどで湖底に残ったワーム類をトラウトが食べてしまい、痩せてしまう事があった

・このため２０００年からワームは禁止になっている

・ひょっとして中禅寺湖でも同じ事が起こっているのではないか？






・5月24日も出漁予定だったが、所要が発生してしまい出漁できなくなったので、
　2025シーズンはこの釣行で終了とした

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