Home > 便利な知識とGoods > 軽自動車での車中泊用ベッド
対象の軽自動車
・スライドドアの軽ハイトワゴンに乗っています。
・天井 が高いのですが、重心が高いためかコーナリング性能が悪く、山道はおとなしく走っています。
・
平坦なところで寝る
・車購入時には、必ず車中泊出来るか? 即ち、助手席シートをフルフラットにした時のスペースを確認します。
・フルフラットにして、寝そべった時に、後部座席のシートとグローブBOXの間に、体が収まるかを確認します。
・身長が170cmなので、ダイハツムーブでも大丈夫でした。(体重は62kg)
・この車はリヤシートが可動式なので、一番後ろに下げるとスペースが生まれます。
・このままでは凸凹なので、このシートの上に板を敷いて平らにする事にしました。

←リヤトランク側から見た写真です。
・車内の幅が狭いので、最大でも170*50cm の板しか置けません。(事前に段ボールを使った型紙で確認)
・ホームセンターで合板を確認すると、幅45cm*厚さ9mmの板をカットするのが最も安価でした。
・そこで完成寸法として、170*45cm としました。(グローブBOXの右側に出っ張りを回避する必要有)
・1枚板を置いたのでは、板を車から出し入れするのが大変なので、分割してたたんで 片付けられる構造としたい
・分割してたたむ、かつ体重が掛かっても平坦を確保するためいろいろ考えた結果、下の写真のようにしました。
・4枚の板を使って、板をアルミパイプ2本でつなげます。このアルミパイプで体重を支えます。
・アルミパイプの外形はφ22mmです
・分割してたたむ必要があるのでこのパイプは4分割出来るようになっています。
・キャンプ用品にドンピシャな既製品があって、これを2セット使いました。(各2本,計4本余ります)
・スプリングピン(プランジャー)が穴に入る事で簡単には抜けないようになっています。
・アルミパイプをサドルで固定する際、滑り止めとしてパイプに絶縁テープを何重か巻いて板と挟みこんでいます。
・プランジャーを押し込みつつ、こじる工具を差し込んで回転させると比較的容易に抜けて来ます。
・2箇所のインローのバランスを取りながら抜いていきます
・4枚に分割できました。車内のスペースで分解・組立が可能です
・この板の上に、キャンプ用エアーマット、ニトリで購入した折りたたみマットなどを敷いて寝ています。
・但し、エアーマット、折りたたみマットはサイズがオーバーサイズになってしまって、収まらない状態です
・以前はシートの上にエアーマットを敷いて寝ていましたが、それに比較するとかなり快適です。
・なお、シートと板の間には、薄いクッションを何カ所かに敷いてパイプだけに体重が掛かってしまわないように
しています。
・心配していたパイプの強度ですが、今シーズン延べ9泊しましたが、全く問題ありませんでした。
早朝からロッドを振るために、どうしても前夜に移動して、車中泊する事が多いです。
軽自動車で車中泊する工夫を説明します。