2016年6月4日の中禅寺湖での釣り
・GW後いろいろ忙しくて約1ヶ月ぶりの釣行。今回は単独。
・湖水の水温は15℃まで上昇。レイクは厳しくなっていると思われる。しかし、前回の釣行でドライワカサギの
やり方を教えてもらったので 今回、セミフライとワカサギを準備
・3日に出漁したTさんからいろいろ情報をもらう。ライズはあったがあまり芳しくなかった様子。
・中禅寺湖湖畔の車の中で仮眠を摂るが、もの凄いスピードで自動車が行き交っている。こんな夜中に観光地の
メインストリートをガンガン。釣り券を購入して、一目散にポイントへ向かっているのだろう。
・今日は相当混むのではなかろうか?
・渡船で山側の奥の方へ。
・しかし既に岸伝いに歩いて来た人たちが先行している。
・今日はまずドラワカをやるためタックルをセット。#6のシングルハンドを使うが、さてあの大きいフライを
投げるラインはどうする?
・今回は、エアフロのデルタシューティングヘッドS6フローティングに KencubeのEXラインフローティング
をつなぐ。
・それから熊の目撃情報が多々あるので、今日は携帯ラジオを鳴らしっぱなしにする。安定して受信できるNHKに
チューニング。
・ライズがあればドラワカでやる予定だったが、全くライズが無く、また西からの風が吹いていてどうも引っ張りの
雰囲気。
・という事で引っ張りのタックルもセット。S1S2ラインをつなぐ。ライズが出るまで引っ張って見る。
・フライはグレーオリーブのキールフライ。カウントを90秒で探る。アタリなし。
・ワンドの奥の方でやっているルアーマンに何かヒットした様子。ルアーに釣れるという事は、引っ張りでも
可能性はある。
奥日光の山々に朝日が当たりだす。
・5時半を過ぎてもアタリが無い。焦って来た。カウントダウンを120にしてみる。フライを換える。
・6時の時報がラジオから漏れてくる。オケラの3文字がちらついて来た。
・右へ投げたり左へ投げたりしたが、アタリがなくこりゃダメだと思っていたところへ、ガガッというアタリ!
・ラインをしっかり手繰って、アワセを入れて、ゆっくり竿を立てて来ると魚が右へ走って、ドッパーン!
・前回に続いて、朝一の一匹をまたバラシ。
・この後は引っ張ってもだめ、ライズがない所でのセミやワカサギも釣れる気がしない。
・何もなく時間が過ぎ、眠くなって来てしまった。11時に午前の部終了。食事して昼寝。
今回はマットを持ってきました。すげ笠を日よけにかぶってなかなか快適でした。
・熊が心配だが、睡眠不足での帰りの運転の方が怖い。ぐっすり眠る。
・13時半に目が覚め、周りを見ると、雲が出ていていい雰囲気。
・ボーっと湖面を見ていたら、岸の近くでライズが見えた。
・直ぐに起き上って、見えたところを確認。ライズしたところの近くまで行ってその場所へ投げるが
何も起こらず。
・暫く、ワカサギを浮かべていたが何もないので、釣り座へ戻る。
・戻って少しして、またライズ。ライズを追っかけてその場所へ投げるが、何も起こらない。
・そんな事を繰り返していたが、どうやらその魚は自分の左から、やや右前辺りを回遊して所々でライズして
いる事が判った。
・待っていると、左側で魚を追っている。ワカサギが逃げているのが判る。こっちへ来ないかなと待っていると
少し近い所で再びワカサギの逃げる様子が。
・こんな浅い所で追いかけまわしているのに、自分には魚の影も見えない。
・しかしこちらへ向かっているようなので、魚に感づかれないよう、水際から、竿1本分くらい離れた所に立って、
フライを漂わす。
・すると、岸際に居たワカサギが右へ向かって泳ぎだした。それまでは無秩序にボーっと居たのだが。
・これはこっちへ来るなと思ったその瞬間、グワバッっと目の前のフライに黄色い腹と斑点を見せてライズ。
・心の準備が中途半端で、一呼吸おいて合わせる事が出来ず、反射的に合わせてしまった。
・それでもグッとロッドに重みが乗ったその直後にテンションが無くなってしまった。
・アチャー。本日2回目のバレ。くっそーと思いながらも、「このやり方で、デカいブラウンが釣れる」という
事がわかる。
・初めてのドラワカでのヒットで、「何でもっと前からこの釣り方が出来なかったのか」と反省。
・このバレの直後、あれほど岸際に貼りついていたワカサギが、大きな恐怖が去ったとばかりに
ブレイクライン位まで一斉に泳ぎだす。
・この後暫くライズが無かったが、17時頃になると、どこからか「グアバッ」という音が聞こえて来た
・しかし2度とフライにはアタックする事は無く、時間になってしまった。
・夕マズメにはモンカゲは殆ど飛ばなかったが、それより小さい黒い虫が沢山ハッチ、しかしライズは少なかった。
・セミも午前中は殆ど見かけなかったが、午後は少し落ちていた。
・あのデカいブラウンのライズを見てしまうと、沖目に見える小さなライズを狙おうという気になれない。
・タックルの問題点なども把握できたので次回が楽しみ。
SAGE VPS ’9-#6
デルタシューティングヘッドフローティング