2024年4月27日の中禅寺湖での釣り
・遂に待ちに待った、2024年シーズンの解禁 なのだが、所用でなかなか出漁できず悶々としていた
・今年は、暖冬で雪も少ない事から、水温が早くに上がってしまう可能性が高く、例年よりも少し早目に始動する
つもりだった
・ブログなども出来るだけ見ないようにして心を落ち着かせていた
・あまり釣れていない情報を聞くと、ホッとするやら、今後の釣果が心配になるやら、良い年をした大人が
みっともないが、心が揺れてしまう
・ようやく自分の肌で2024年の状況を確認する事が出来る。これで釣れてしまえば言う事なしなのだが
・2024年から、湖畔の駐車場が有料になり、山側に入ろうとすると、2日分 1000円を
支払わなくてはならない
・前夜に歌が浜の駐車場に到着すると、ゲートが設置されており、車両ナンバー認識によって、
出庫時に支払うシステムになっている
・現金での支払いは大きな紙幣も投入出来る
・現着は23時頃だったが、駐車場には2台ほどしか止まっていない。いつもの週末より少ないような感じ。
・皆さん敬遠しているのか?
・更に日釣り券が2200円ー>2700円と500円:率に換算すると20%以上の値上げ
・昨年、めっきりレイクが釣れなくなったのだが、知ってか知らずか分からないがこのタイミングで値上げ
・そう言えば前回の値上げのタイミングも、原発事故で持ち出し全面禁止になったタイミングだったような?
この時になんで? と思った記憶がある
・そんな訳で、前年に山側を釣ろうとした時の費用 2200円に対し、2024年からは3700円になる
・ちょっとひどい仕打ち
・丸沼は 毎週定期放流していて、入漁料2500円 駐車場無料
・湯の湖も 毎週定期放流していて 2600円 駐車場無料
・そんな事もあってかどうか分からないが、今日は越後屋さん、大島商店さんの前に並んでいる車が少ない
・あまり釣れていないのかも知れない。
・列に並んでいる最中のお隣さんとの会話では、「今年は、水位が異常に低い」
「暖冬で例年と違う」などのネガティブな話ばかりである
・さらに今日は、風が吹かない予報となっているので、朝一を逃すとオケラの可能性がある
・更に2024年の変化点として、渡船の船着き場へ降りる急階段のう回路(神社などにある女坂)が設置され
凄く楽になりました(Tさん、一度は利用して下さいね)
・というわけで渡船で山側へ入る。
・料金を支払っている時に、上野島には自分も含めて7名が上陸することになっていると判明!
・渡船を使う大きな理由の一つが、上野島以遠に歩いて来る人が少ないという事である。
・魚が居るとかの前に、人がいない事の方が重要で、過密状態では、それだけで釣れない気がしてストレスに
なってしまう
・7名も入れるのだろうか?一瞬、大日和田に変更するかと考えた
・しかしながら今日が初漁なので、島周辺の状況を確認する必要があり、そのまま上陸
・自分以外の6名はグループのようなので、島周りはグループに入ってもらい、少し離れた所で開始
・今日は越後屋さんの列が短かったこともあり、ここまで歩いて来る先行者は居なかった
・風は殆ど無く、僅かに波があるくらい。タックルをセットしている最中のライズは無かった。
・朝一は最もヒットしやすいので、サッサとオケラ回避したい。
・すると、左方向でゴボッという良型のライズ!
・早速、カウントダウンを変えながら探るが、アタリなし? 今までだったら一番釣れるシチュエーションだが?
・風が出ないと食わないかもと、別の方向に投げる。すると約1年ぶりの「グーっ」というアタリ!
・とにかく最初の1匹目は合わせが甘くなってすぐ竿を立ててしまうので、しっかりラインを引いて合わせる
・ヒット後かなりデカいヘッドシェイクが伝わる。これは良い型だと思った後、沖に走り出す。
・水温の低い早期のレイクの最初のダッシュは結構なもので一瞬ブラウンかと思うほどである。
・初物なので、バラさないように慎重にと思って魚の勢いに任せていたら、「んッ」魚からの振動が無くなった
・底石に入られたと、すぐに竿を立てて外そうと試みるが、外れない。左右に移動したりしたが外れない。
・やむなく、ラインを引いて回収、2.5号と2号のティペットの継ぎ目辺りから切れて戻って来た
・そう言えば1年前の釣り記録にも、岩に入られたが何とか外れたと書いていた。
・対処が悪かったのは悔しいが、それよりもオケラになる方が心配になって来た。
・案の定、これ以降湖面は静かになってしまい、ライズも小物がやっているだけに
5時50分 それほどクッキリではないが、オケラになる悲壮感漂う逆さ男体
・アタリが全く無いまま、時間だけが過ぎる。オケラの3文字が頭をよぎる
島の方は混雑しております
・島の方では「ダブルヒット!」などと景気の良い声が聞こえてくる
・棚を変えたりするが、全くアタリが無い。
・ここでおととしまでは、フックの色を変えたり、棚を変えたり、リトリーブを変えたりして対処していた
・つまり、そこに魚は居るという前提で、どうやって口を使わせるかという対処だった。
・昨年、これらの従来からの対処法は全く効果なく、「そこには魚が居ない」という事が多かった
・なので、あまりしつこくあれやこれやに時間を使うのではなく、少しでも場所を移動する方向で考えた
・とは言え、島方向にはズラッと釣り人が入っており移動も出来ない
・風も無くなすすべ無しだったのだが、隣に入っていた釣り人が少し島方向に移動していった
・とは言えあからさまに移動できないので、少しだけ移動して探ってみる。
・2投目位だったか、再びアタリがあって、ヒット。
・先ほどの魚ほどは引かないので、大きくないなと思っていたが、なかなか頭を上に向けないファイト
・これをバラスと完全にオケラになると、慎重にランディング
6時 60cm レイクトラウト オケラ回避
・フライが吻先にかろうじて掛かっていた。バレなくて良かった
・何とかオケラ回避出来たが、その後も風が無く全くアタリなし。
・移動も出来ないし、やりようがないので、手ぶらで島周りの様子を見に行く
お立ち台の岩
島との接続部 水深は20cm位しかない。
・島との接続部に立つと、砂地の底がかなり遠くまで見える。浅すぎて明るくなるとここには魚が入れないかも
・いつの間にか島周りに沢山居た釣り人は休憩したり、島から離れた場所で釣りをしている
・そこでお立ち台の近くにいた釣り人に声を掛けて、接続部から竿を出させてもらう
・魚が居れば一発で食ってくるので、数投げしてダメなら諦める事にする
・改めて立ちこむと、やや左に沈み石がかろうじて確認出来る。水位が高い時はこの石は殆ど見えない
・テーブルはかなり浅くなっていて、沖合にブレイクが黒くなって見える。狙いは沖合のブレイクになる
・風も無いので、ラインテンションは全く無く、アタリなし。
・右方向から探ってゆくがアタリ無く、沈み石の右側を狙う。アタリなし
・沈み石の左側を狙う。と グーっつというアタリ!
・結構距離があるので、しつこく合わせを入れる
8時50分 55cm レイクトラウト
・この魚も、口先にちょこっと針が掛かっているだけ。食いが非常に浅い感じ
・この後数投探るが、全くアタリなし。風も無いので、先行者にお礼を言って元の場所へ戻る
・この後も全く風が吹かず、大型のライズも無い。ただし、小さ目のライズがブレイクライン上で度々ある
・セッジのような虫、ユスリカ?などがかなり水面に落ちているのでそれを食っているようだ
・そのうちに、目の前のブレイクライン手前側で魚影が見える。ニジマスのようだ。
・また、時々、かなり沖で小さ目のボイルが見える。これはホンマスではないだろうか?
・風が全く無く、距離も遠すぎるので、狙う気にはならない
9時15分 相変わらずの 逆さ男体
・やる事がないので、以前購入した、RIOのインタッチ3Dのヘッドを試し投げしてみる
・確か、Hoover-Int-Type3だったと記憶しているが、これまで使ったことが無い。
・アトランティックサーモンのS1/S2より沈みが早いのか? オーバーヘッドキャストが出来るのか?
・沈みについては同じかちょっと速いのかなあ?
・オーバーヘッドキャストは出来そうだが、竿への負荷が結構大きい感じではあった。
・そんな事をやっていると、急に東風が吹いて来た。慌ててヘッドを元に戻す。
・この場所では、西風が一番好ましいのだが、東風でも無風よりはましである。
・島方面が空いているので、移動しながら探ってゆくがアタリなし。
・アタリが無いので、今日はこれまでと、渡船の迎えを12時に変更してもらう
・元の場所に戻って、迎えまでの時間つぶしに投げていると突然レイクのアタリがあってヒット
11時10分 53cm レイクトラウト
・これも皮一枚! ハイシーズンなのに食いが浅い
・リリースして次の1投 でまたアタリ、今度はレイクではない。
・ヒット後ドバンとジャンプ! ひょっとしてブラウンか?
・残念、レインボーでした。
45cm レインボー ヒレが回復していて結構ファイトしました。
・最後にゴミを拾って、納竿
雪も少なくなりました
・他の釣り人の状況を聞き込むと、今日は渋くて2〜0匹/人位だったようです
・「湖水が結構濁って来た」という方もいらっしゃいました。
・雪が少なかったので湧き水が少ないのかもしれません
30gS1/S2