2019年4月12日の中禅寺湖での釣り
・2019年シーズンの初漁となるが、10日に季節外れの大雪になり、なんと湖畔には24cmもの
積雪。道路は除雪されていて問題なかった。
・しかし、当然湖岸には大量の雪が残っており、水温低下となるに違いない。出漁できる日が少ないので
多少無理して出漁。Tさんに付き合ってもらう。
・前夜、立木観音の大駐車場に駐車しようと思ったが、トイレが改修工事中で取り壊されている。
・少し戻ってフランス大使館の前の駐車場で車中泊。3時に起床
・今日は渡船で山側へ入る。まだ4月初めではこの場所は時期が早すぎではあるが、
水位が下がっているので、ポイント付近の水底がどうなっているか確認したい。
・帰りの迎えの時間を聞かれた時に、「今日はこれから雪が降るよ!」 えーっまじ。また降るの?
・とりあえず夕方いっぱいまでやりたいと伝えるが、詳細は電話をすることとした。
・わかってはいたものの、凄く寒い。 アメダスの観測では、−5.5℃ 体感はもっと寒い
・今日は混んでいて、2便になった。船付き場で待っていたが、足元は新雪、ザクザクという感触。
・湖岸は真っ白になっているので、さすがに立木観音方面からの釣り人は居なくて、上野島付近に上陸
・寒すぎて、Tさんは、「少し暖かくなるまで、休憩」 との事。
・昨年の記録を見ても、4月中は良くて1匹/回 なので、期待はしていないが、7時位までが勝負だ。
・暗いうちでも釣れることがあるので、寒さを我慢してタックルをセット。
・リールが凍って、指が張り付いてしまう。タモの縁がアルミで出来ているのだが、こちらも凍って
手に張り付いてしまう。
・これだけの寒さって、11月末の丸沼でも10年に1回くらいではないか。
・まだうす暗いので、グレーオリーブのマラブーをつける。
・朝は大変浅いところに魚がいる可能性があるので、そーっと入水し、近くを探ってゆく。
・S1/S2なので、殆どカウントダウンしない。
・3投げ目くらいに当たりがあって、何かがヒット。ジャンプを2回くらいしたので、ブラウンかレインボー
Tさんに撮影してもらいました。
・シーズン初物であるし、今日の最初で最後の可能性もあり、慎重に寄せる。
・ネットに入れると、ブラウンだった。
小さいが、オケラ回避。40cm弱
・早々にオケラ回避出来たので、これは今日は5匹くらいいけるんじゃないか?
・と思ったが、そんな事は起こるはずもなく、全くアタリが無くなる。
・それにしても寒い。グローブが濡れてしまったので、風が少しでも吹くと、指が痛くてたまらない。
・リバレイのグローブだが、濡れ+風となると、全く駄目だ。
・リールに水が入ってしまったが、これが凍ってしまって、スプールが回転しない。
・とにかく釣れる可能性の高い7時位までは頑張らねばと我慢するが、5時30分を過ぎても音沙汰なし。
湖岸も水際を除いて、一面に積雪。
・あったかいコーヒーが入ったよーと 夢のような声が届いたので、休憩。
・日も出てきたので、あとは少し風が出てくればまだまだ期待できると思っていた。
・アタリが無いので、S2/S3をセットして、更に沈めてみる。しかしアタリなし。
・明るくなって来て分かったのだが、ここは浅瀬がテーブルのように広がっていて、その先にブレイクがある。
・朝一でヒットしたのは、このブレイクの付近であった。
・アメダスの観測では9時の時点で 気温1℃。
・10時ころから少し風が出てきた。ようやく少し気温が上がって、ガイドが凍らなくなった。
・この少しあったかくなって、いい感じになった瞬間、Tさんにレイクヒット。
さっきまで、コンロで暖まっていたがこの一瞬を逃さずヒットさせるとは。さすが。
・11時前位から、雲が厚くなり、雪がちらちらしてきた。
・ラインテンションを探して少し横に移動したとたん足元でガガっと何かがヒット。すぐバレ。ブラウンかな
・再び寒くなって来た。 ガイドが凍り始める。天気予報を見ても、晴れマークは見当たらない。
Tさんもこの後、撤退。
・雪が横殴りになってきたので、昼で上がることにし、船頭さんへ電話する。
・遊覧船が目の前を通過。ダウンジャケットを着て、双眼鏡でこちらを見ている人が居た。
「この雪の中遊覧船のデッキに乗ってる! 寒くないのかな?」 と自分
・次の瞬間。双眼鏡の人に「雪の中、水に浸かっている人がいる。 アホちゃうか!」と言われた気がした。
・周囲の写真を撮影して、11時30分過ぎに納竿
・これだけ痛めつけられても、何故か すがすがしい気分になる釣り場って、田子倉湖と銀山湖、中禅寺湖だけ