2020年5月16日の中禅寺湖での釣り
・4月30日から5月15日まで、コロナウイルスで禁漁になったため、今日が第2解禁日という感じ。
・夜半12時前に現着するが、越後屋さんの前には既にずらっと車が止まっている。ゴールデンウイーク並み。
・これは山側も相当混雑が予想される。釣り場があれば良いが・・こればかりは仕方が無い。
・気になる水温だが、船で移動中に常連の釣り人が測定してくれた。 何と10℃! かなりガックリ。
・この時間で10℃という事は、明るくなってくると、11℃以上に上がってしまうかも知れない。
・そうすると レイクは小型ばかりになってしまう。
・1便で入ったが、既に上野島には先行者、更に勇助和田にかけて2名。勇助和田辺りにもライトが見える。
・釣り人の居ないところで船から降りて、入れそうな隙間を探す。
・かなり勇助和田のどん詰まりに寄ったところで荷物を下ろすが、木が出ていて、竿が振れないかも?
・仕方なく、上野島の方に歩いて、ルアーマン2名に声を掛け、間に入れてもらう。どうもありがとうございました。
・湖面を見ると、ワカサギの群れが起こす波紋。大きくは無いがライズ。結構騒がしいし、魚ッ気あり。
・おっ! ワカサギを追ってガバガバやっている魚が居る。
・とにかく朝一はさっさと準備して釣ってしまいたい。今日はスローインターで開始決めていたので、さっさとセット
・これだけワカサギが出ていれば、表層のファストリトリーブで一発だなと 岸の浅い所から、ブレイクラインまで
ロールキャストで引っ張るが、アタリなし。
・朝は浅い所に魚が居るので、立ちこまず、しゃがんでリトリーブ。アタリなし。
・両隣のルアーの釣り人にはそれぞれヒットしていて、気が焦る。30カウント位沈めてみるがアタリなし。
・そのうちに、岸際でワカサギを追っていた魚の気配も無くなり、水面が静かになって来た。
・ヤバイ!朝一のゴールデンタイムを空振りしてしまった。
・ワカサギを追っている魚も見えないので、少し沈めてみるかと、S1/S2をセット。
・カウント30でやってみる。と1発でアタリがあってヒット。
5時20分 35cm レイク
・小物だったが、ワカサギをイメージした釣りが間違っていた事を証明する1匹。
・という事で沈めて引っ張ってみる事にする。
今日も島の周辺は盛況。ボートも入れ替わり立ち代わりで騒がしい。
・殆ど風も無く穏やかになってしまい、余り釣れる気がしないので、椅子を水際まで持ってきて座ってリトリーブ
・場所も余り良いとは思えず、モチベーションは上がらないが、ハンデを背負っていろいろやってみる事で
次に繋がる何かを得る事がある。
・椅子に座って気配を殺していたためか、真正面のブレイク付近で、グオボッという大型のライズ。
・直ぐに打ち返すがアタリ無し。
・少し時間が経過した後、真正面へ投げて、引いて来た時、コツンという小さなアタリ?
んー石かな? と思った次の瞬間。
・グッと重くなり、アタリ。 ラインを引いて合わせた次の瞬間にとんでもなく重いヘッドシェイク。
・ラインをリリースする暇もなく、ブッツという感じでテンションが無くなる。
・少し前にライズした魚だと思う。
・シーガーグランドMax FXの2号と1.75号をサージョンズノットで繋いでいるのだが、ここからブレイク。
・2年ほど前、1.5号のティペットが合わせ切れしたので、1.75号に太くしたのだが・・・・2号か?
・フックの結び目はチェックしたが、リーダーとティペットの結び目は見ていなかった。反省。
・準備不足とは言え、岸からの釣りで、この太さのティペットを切る事が出来る魚が居るという中禅寺湖の凄さ。
・改めてそのポテンシャルを理解する。というか、底なしなのかな。
6時00分 デカいやつに切られて、がっくり
・シーズンに1匹釣れるか釣れないかの魚を逃したが、夕マズメにもう一度チャンスが回って来るかもと切り替える。
・まあでも、カウント30でアタリが出る事が分かったので、これをベースに上げ下げする。
・暫くすると、ブレイクライン付近で、カーンという引っ手繰るようなアタリ!、
・しかしラインを引き終えて、握り直している時だったので、合わせが出来ない。
・もう一度同じ所へ投げる。またコツンと当たったがそれっきり。3回目は空振り。小物か?
・スレているのかな? 今度当たったらアクションを入れてみようと。
・比較的はやくそのチャンスが来た。コツンの後、チャチャっと早く引いてみた。その後一旦停止。
・するとゴン!っと大きな当たりでヒット。
6時20分 53cm レイク ちょっとスマート
・ようやく50cmオーバーが釣れてほっと一息。すると再び風が無くなってしまった。
7時30分 風が無く島の方へ散歩
・釣れる気がしないので、風が出るまで小休止
・この時正面のやや沖目で全身を出してライズするレイクを目撃。尾ひれが切れ込んでいるのでそれと分かる
・少しすると、東からの風が吹いてきて、小波が出て来た。すぐに再開する。
・すると待ってましたとばかりにアタリが出て、ヒット。多分さっきライズしていた魚だ。
8時15分 風が出た途端 52cm 背が青っぽく、ギラギラだったのでレインボーかと思った。
・どうやら、リトリーブして来たラインにポーズを入れると、次の瞬間にアタリが出るという事がわかって来た。
・これは湯の湖、丸沼などで活性が下がったりスレたりした魚を釣るときによくやる手だ。
・合わせが難しいように思えるが、魚が針を咥えている時間が長いのか、意外とヒットする。
・ポーズを入れないと釣れない時は、ポーズを入れないとアタリさえも出ないという事が多いので注意が必要
・また、アタリが出るのは、ヘッドが手元に来てからのかなり近い所、即ちブレイクラインの所だ。
・上記2点を頭に入れて、風で流れが出来ている時はカウント30、凪いでいる時は45でやってみる。
8時40分 40cmクラス レイク
・更に、ヘッドが見えてからはリトリーブスビードを遅くする。
9時40分 35cmクラス 小物レイク
・前のヒットの後、少し時間が空いたので、群れなど回って来ていないかなと、すぐに投げ返す。
・先ほどと全く同じ場所で、コツンというアタリ。ポーズを入れる。グーっと重くなる。連続ヒット!
足元のランニングラインを踏みつけないようにリールに格納したので、こんな写真も撮れた
重く長いファイトで、9時50分 63cm
・デカいのを逃げられたが少し癒される。
・少しして、またヒット。
10時30分 35cmクラス
・風も弱く、湖流も感じられないし、場所もいまいちと思っていたが、ひょっとして2桁釣れるかも?
・午前中にあと少し釣れれば、2桁が見えてくると頑張ってみる。
11時 40cmクラスレイク
・しかし、これ以降はパッタリアタリが途切れる。12時少し前までやって午前の部終了
・気になる水温を測定してみると、何と9.5℃。 明け方より下がっている!
・14時30分までじっくり昼寝。
・東寄りの弱い風が吹いていて、どうかなと1投目。 早速 アタリがあってヒット。
14時30分 45cmクラスレイク
・こんな感じで弱い風。上野島の方には少し強めの南風。
・まだ夕マズメまで時間があるので、これからだ と先ほど釣れた時と同じように探る。
・モンカゲが1匹水面を滑ってゆくのが見えた。
15時 48cm レイク 太っている
・16時 40cmクラスレイクヒット 写真を撮影するのを忘れる。
・ここで、朝から島の周りで釣りをしていた人が引き上げたようで、渡船で一緒に来たフライマンがお立ち台に
載っているのが見える。
・島の付け根が空いたので、思い切って移動してみる。
・島の付け根で数投げするが、アタリなし。
・お立ち台から更に島の方へギリギリまでウエーディングして、何投か投げる。棚をいろいろ変えるがアタリなし。
・ラインテンションも無く 全く釣れる気がしない。島の南側にも投げて探るがアタリなし。
・ここでもモンカゲが1匹滑ってゆくのが見える。
・これなら、元の場所の方が良いかもと、一旦戻る。
風も無く、ワカサギが起こす波紋が良く見える。
・途中、ワカサギが産卵体制に入った証拠のワカサギボールが見えた。。しかしボイルなどなし。
・元の場所で始めるが、風が弱くなってしまって、アタリなし。
・今日は夕マズメは無いみたいだと、水温を図ると、8.5℃に下がっていた。
・船の時間まであと15分、波が出ている島の方へ行ってみる。
・最期の1投にしようと引いて来ると、ヒット。
18時15分 50cm
・強引に引っ張って取り込んで、急いでタックルをしまい納竿
・自宅へ帰って来て思ったのだが、水温が下がった事で、モンカゲなどの活動が鈍って、
夕マズメはアタリが出なかったのではないか。
・過去に似たようなコツンという小さなアタリで釣れた事を思い出し記録を調べた。
・2年前の5月19日 水温が12度 夕方にモンカゲを確認したと書かれていた。今回とよく似た状況だった。
・当時も「なんかスレているのかな?」と思っていたと記憶している。
・そして その翌週はもう引っ張りでは釣れなくなっている。今年はどうだろうか?
・今日は 場所はいまいちだったが、それなりに得るものがあった。
・見える範囲で、フライマン4名 ルアーマン2名 合計で50匹位ヒットしたのではないか。
・確認した範囲では、全てレイクだったようだ。
・島の周囲は数は沢山釣れたが、型があまり良くなかったようだ。
・ワカサギ、モンカゲ、という役者が揃って来た。水温次第だが次回はもう引っ張りでは難しいかな。
お立ち台の岩がちょこっと出た
winston Boron2’13.3 #7/8
アトランティックサーモンDH30gS1/S2